旧曽根町の二市一郡新四国霊場の
お堂ですが曽根地区がやっと終わっ
たので残りは葛原地区、沼地区、吉
田地区の三地区になりました。葛原
地区は日豊線から東の足立山系の
麓にかけては住宅開発が進み昔の
面影を探すのは困難ですが日豊線
の西側から竹馬川までの地区は現
在も水田が残る市街化調整区域に
なっています。なので古い集落のイ
メージが残っています。そのような田
園風景が残る一角に二市一郡のお
堂らしき場所があります。らしきとい
ったのは二市一郡を示すプレートが
ないので断定はできませんがその
可能性は高いと思っています。近く
には集落の古いお寺の称明院もあ
ります。
葛原東町の福寿庵のお堂です。白いプレートが無いので断言できませんが
56番の木札と本四国56番泰山寺の御詠歌の額もかかっているので新四国
霊場のお堂だと思います。ただ、二市一郡のお堂ではなく曽根一帯に残る
足立西国四国の霊場かもしれません。