私の住む東谷地域では旧東谷村時代

はお茶はそれぞれ農家の敷地に茶の

木を植え自家製で年に何回か製茶し

ていました。春は茶葉の新芽で新茶を

作り稲刈りが終わった後は成長した茶

葉で番茶を作って飲んでいました。番

茶は摘み取った小枝ごとの茶葉を自然

乾燥させて熱湯で煮出して番茶として

飲んでいました。今回昔の製法を再現

して山茶(野生、もしくは古い放置され

た茶の木)などで番茶を作り飲み易く

するためにほうじ茶に加工して焙じ玄

米を混ぜて焙じ玄米番茶を作りました。

味は力強いのが特徴ですが飲むと
体調が良くなる感じがします。もともと

お茶はクスリとして中国から伝来した

ものなのでより薬効が高いのかなと

思いました。

 

 

摘み取った茶葉を茶葉と小枝と傷んだ葉に分けます。傷んだ葉は使いません

 

 

 

昔は枝ごと2週間ほど陰干しして乾燥させましたが、今回は工程を短縮するために

薪ストーブの天板で保温、乾燥させました。

 

 

 

パリパリに乾燥したら番茶の出来上がりです。このままでも飲めますが

飲み易くするために玄米ほうじ茶に仕上げます

 

 

 

 

 

 

弱火で鍋をかき混ぜながら焦げないように煎っていきます。ほうじ茶の良い香りがして来たら

火を止めます。

 

 

 

 

火からおろしたらっパリパリの茶葉を手で揉んで細かくしたら焙じ番茶の

出来上がりです

 

 

 

 

 

焦げないように良くかき混ぜながらきつね色になって玄米がはぜだしたら火を止めます

 

 

 

煎り玄米にほうじ茶を加えサッと火を通して出来上がりです

 

 

 

玄米の香ばしい香りとほうじ茶の味がよくマッチしています。