数多くの二市一郡新四国霊場のお堂
が存在する旧曽根町ですが、津田地
区、貫地区、朽網地区の調査が終わ
りやっと曽根地区になりました。曽根
地区は朽網寄りの上曽根、中曽根、
下曽根、田原の四地区に分かれま
す。今回は南側の朽網地区に隣接
する上曽根地区の南曾根中学の
北側の勝圓の集落のお堂の紹介で
す。荘園の集落は古代の勝圓遺跡
が発掘されるなど古くからの集落が
あったところです。集落の北寄りの
場所にこんもりとした小ぶりの森が
見えたのでそのあたりが集落の
中心地だと思い見当をつけて行くと
、当たりでした。新しい住宅と古くか
らの農家さんの住宅が混在する一
角に立派なお堂が建っています。
霊場を示す白いプレートは架かっ
ていませんが外からお堂の内部
を拝観でき、立派な木製の番号札
が架かっていました。集落の方数
人が発起人になって大切にお祀り
されているのがわかります。
立派なお堂が維持されています
住居表示の前の道を進むと露地の奥にお堂があります