呼野の奥金辺峠の手前東西の山峡が

迫った谷底を進む旧秋月街道沿いに

修行大師立像が置かれ道を挟んだ反

対側には多数の石仏が集められ二つ

のお堂が設置された場所があります。
以前東谷の二市一郡の呼野地区の

お堂を調べたときに二市一郡のお堂で

はないかと思いましたが御堂には白い

プレートも見かけなかったので特定で

きていませんでした。今回呼野の公民

館長さんからこの場所を管理されてい

る方をご紹介いただき詳しいお話を伺

うことが出来ました。この場所には元々

多くの石仏をほうぼうに設置された霊場

でしたが新322号線が出来たときにばら

ばらにおかれた石仏を一か所に集めた

そうです。この時に二つあるお堂の一つ

を新たに作られたそうです。もう一つの

お堂は普段は閉めて内部は拝観できま

せんが今回特別に開けていただきました。

中には立派な木彫りの不動明王像が安

置され、隅に見慣れた二市一郡の白い

プレートが置かれていました。プレートに

は「呼野二宮宅不動堂本尊不動明王」と

書かれています。現管理人の祖母が熱心

な方で個人で二市一郡のお堂を勧請され

たそうです。


 

 

上呼野の旧秋月街道沿いに新たな二市一郡のお堂が見つかりました。

 

 

 

 

 

 

 

以前から検討をつけていたこの場所はやはり二市一郡の御堂でした。

 

 

 

弘法大師修行像の裏山を新国道が通るときに山を開いたときに

石仏を一か所に集めたそうです