昨年探し回ってやっと見つけたベニ
バナボロギクの自生地ですが5月の
GWになっても芽が出てなかったの
で絶えたのかと思っていました。ベニ
バナボロギクはマダガスカル原産の
一年草なので環境が変化するとあっ
という間に絶えてしまいます。秋にな
って種を採取して畑にバラマキしまし
たが発芽を確認できなかったので自
生地でも絶えたと思っていましたが、
本日ダメもとで様子を見に行くと10株
ほど新たに育っていました。この辺り
が野菜と違って野草の難しいところで
す。ベニバナボロギクは葉に春菊の
ような芳香がありお浸しやスキヤキの
具にすると美味しいです。先日近縁の
ダンドボロギクを試食しましたが香りと
いう点ではベニバナボロギキがはるか
に優れています。葉を10枚と一株移植
用に持ち帰りました。葉はさっそく茹で
てお浸しにして試食します。ベニバナ
ボロギクは暖地性の野草で台湾や
東南アジアでは普通に食用野菜とし
て流通しているようです。
ベニバナボロギクの幼株です。5月になってやっと目が出てくるようです。
来年は種を撒いて発芽の状態を確認したいです。
そこそこ大きく育った葉でもお浸しにすれば美味しく食べれます。
香りはむしろこれくらい成長したものの方がよく香ります。
さっぱりポン酢で頂くと香りが生きます。