先日一番茶葉で煎茶を作りましたが、
今回は前回より茶葉の成長が少し遅
かった株の一番茶葉で紅茶を作りまし
た。紅茶と緑茶の一番の違いは緑茶
は揉捻した後ですぐに加熱して酵素
の働きを止めて、緑の色と香りを残し
ますが紅茶は揉捻してそのまましば
らく湿度と温度を保って(30℃、湿度
90%以上)を保持して酵素分解を
促進させます。6月以降の夏場です
と気温も高く、酵素分解も一気に進
むので黒いおなじみの紅茶になりま
すが、春の一番茶葉だと気温の関係
もあり、真っ黒い紅茶にならずに少し
青みがかった紅茶になります。入れ
た紅茶も薄い色ですが一番紅茶独自
の爽やかな香りと味に仕上がります。
ちょっとだけ、ダージリンのファースト
フラッシュ、モドキ風です。この日は3
時間ほど酵素分解をして加熱して酵
素の働きを止めて茶葉を乾燥させます。
焦げないようにじっくり乾燥させて一番
紅茶の出来上がりです。
先日緑茶を作った時の取り残しの茶葉を摘みます
これでおよそ50gの紅茶を作ります。
手で揉んだ茶葉をビニール袋に入れおよそ30℃を保ちながらビニールの中の茶葉をさらに揉んでいきます。
ストーブを焚いた部屋で時々ビニールの中の茶葉を揉んだ3時間後です。
少し酵素分解が進み過ぎました。
焦がさないようにフライパンで弱火で乾燥させます。水分が飛んでカリカリになったら
出来上がりです
早速淹れてみました。少し薄い抽出色です。甘い爽やかな風味の
自家製ファーストフラッシュの出来上がりです