二市一郡新四国霊場のうち東谷のお堂

を中心にご紹介します。まず最初は東谷
スタートは大師講本部のある新道寺一の

日尾のお堂から紹介です。日尾は新道寺

一町内の東の端の見晴らしの良い小高

い丘陵の周辺の集落です。お堂は丘陵

の上にあります。東谷大師講の本部と

日尾のお堂が隣り合っていて、集落の

方がいつもきれいに清掃されています。

新道寺一の町内にはここ以外にJR石原

 

町駅裏の小高い丘陵周辺に集まる丸山集

 

落、旧国道322号線の山ヶ迫集落にそれ

 

ぞれお堂があります。東谷大師講では千人

 

巡りなどお遍路は現在行われていないよう

 

です。お祀りや維持管理などはそれぞれ

 

の集落が独自に行っています。日尾のお堂

 

は新322号線の東谷のフーズマーケット、

 

「ケンちゃん野村」前の交差点を東側に渡り

 

井手浦方向に10mほど進んで左に折れて

 

坂道を上がっていくとやがて眼に入ってきま

 

す。お堂の前はちょっとした広場になってい

 

ますがここからは正面遠景に福智山が見え、

 

手前は新道寺一から木下の集落と田圃の

 

広がりが目に入る良い長めです。広場は

 

日尾の方がきれいに清掃されています。

 

今は本格的な活動自体は無いのかもし

 

れませんがさすがに本部のお堂です。

 

よく手入れされています。

 

 

 

東谷大師講本部のお堂です。日尾のお堂はこの裏手に隣接しています。

 

 

 

本部なので札所番号はありません。

 

 

 

内部の様子です。きれいにお供えもありよく手入れされています。いろいろな資料が

壁に掲示されているのでいつか地区の方のご了解を得て内部を拝見したいです。

 

 

 

 

こちらは隣接する日尾のお堂です。手前がちょっとした広場になっています。

 

 

 

21番札所、日尾の薬師堂、ご本尊は薬師如来様です。薬師如来は

字のごとく、薬や医学をつかさどる仏様です。昔の方は病気やけがをしたら

お薬師様にお参りして早期回復を願ったのでしょう。

 

 

 

この日は黄砂がひどく霞んでいますが正面遠景に福智山、左に平尾台が見えます。