私の住む小倉南区東谷の南部に広
がる平尾台は石灰岩の奇景が広が
る草原台地で今は年間50万人前後
の方が訪れる観光地です。今は台上
まで2車線の舗装道路が通り観光バ
スも通りますが昭和の20年代は未
舗装の一車線で台上の住民の方は
難儀していました。台上への旧の登
山ルート跡ははいくつか残っており
私は3つ確認しています。どれも5合
目から6合目までは比較的登りやす
いものですがそこから先は傾斜の
キツイ斜面を張り付くように登る難所
です。今はほとんど利用する人もなく
荒れていますが時折低山登山を趣味
にする方が昇るのか、赤い目印テー
プが残っている所もあります。このよ
うに東谷には今は使われていない
旧道がいくつかあるのでそれもその
うちご紹介したいと思います。
三つある平尾台の旧登山道のうち一番メジャーなものから紹介します。
3合目の横山池の先を100mほど進むと
1番カーブの標識が右側にあり、その横に旧登山道を示す
標識が建てられています。
入り口は幅2m位の広めの道です。この後も、時折荒れた場所はありますが5合目までは歩きやすいコースです
五合目の旧ヘアピンカーブの自動車道に交差します。
この先のヘアピンカーブを曲がったところに再び旧登山道の入り口があります。
ここからは台上の吹上峠を目指します。
ここからは台上を一気に目指す、直線的なルートでかなりの難所です。
申し訳ないですが私はここから先は旧道は登ったことがありません。
旧道は急斜面を直線的に登るので途中何回か迂回しながら登る
車道と交差します。山歩きに慣れていない写真者の方は避けた方が
無難です。