「三谷昔語り」とは北九州市小倉南

区の南部で筑豊の田川郡と郡境を

接する三谷地区(東谷、中谷、西谷)

の郷土史研究グループ「昔話をする

会」の会報誌の名称で昭和
52年6月に第一号が創刊され平成

14年の第257号まで続きました。そ

の間に6巻の合本として会報掲載記

事から主だったものを抜粋編集した

ものが製本されて発酵されています。

私の父親が途中から昔語りをする会

に参加していたので合本の6巻は現

在手元にありますが毎月1回発行さ

れていた手書きの会報誌については

手元にはごく一部しかなく小倉南区

の図書館にも合本は前作そろってい

るものの会報全275号は残っていま

せんでした。会自体も15年以上前に

解散されていて当時の同人の皆さん

もほとんどの方が物故されており貴

重な会報誌も散逸しているだろうと

半ばあきらめていたのですが、ある

方が東谷の資料館に残っていると聞

かされました。東谷の資料館は木下

の興農会の敷地の一部に移設され

た茅葺の古民家に古い農具や資料

を集めた展示施設で原則火曜日と

木曜日の11時から14時まで無料で

入館できる地区の施設です。私も前

々から関心はあったのですが勤め

の関係もあり平日の訪問はなかなか

できずにいました。おかげで今は時

間の余裕もできたので先日出かける

と何と探していた三谷昔語り全257号

がそろっていました。前257号は26冊

(26巻)に分けられています。一般閲

覧可能な資料は貸し出しも可能との

ことで今回は3冊(3巻)をお借りしまし

た。会報誌には合本には含まれない

記事も多く私も初めて拝見する記事も

多く大変ためになりました。貸し出しは

原則1週間なので3巻ずつ毎週お借り

しても9週かかる計算になります。まだ

先は長いですが昔語りの読破は私の

ライフワークの一つなので気長に取り

組みたいと思います。

 

 

 

 

三谷昔語り一巻1号から7号までを手始めにお借りしました