奥さんが山菜のてんぷらを食べたいと
いうので敷地と隣地のフィールドを探し
てみました。今の季節は野草の多くは
春の成長に備えてロゼット型で地面に
張り付いているものが多く形も小さい
ですがアクがなくすっきりとした味で食
べやすいものが多いです。まだ、出て
いる種類は少ないですが例年だと春
山菜の一番乗りのフキノトウが出る頃
なので少し足を延ばしてフキの群落地
の様子を見に行くと数は少ないものの
いくつかフキノトウが出ていました。
それでも例年に比べると一週間遅めで
す。もっともこの場所は他のどこよりも
早く芽出しする場所で2月いっぱい場所
を変えて次々と出てきます。いつもは
蕗味噌を作りますが今回は初物という
事でこれも天ぷらにします。まだ出た
ばかりのフキノトウはエグミが少なく天
ぷらにするとほろ苦い春の訪れを感じ
させてくれる山菜です。
自宅とその周辺で採取した山菜です。真ん中がのらぼう菜、上から時計回りでタンポポ、ノアザミ、スイバ、
オニタビラコ、シャク、ハコベラ、ヨモギ、ハルノノゲシです。どれも春の成長に備えてエネルギーを貯めています
今回使った、オリジナルで野鍛冶の職人さんに作っていただいた山菜鎌です。
今回採取したフキノトウです。
芽が出たばかりのフキノトウです。この大きさだとエグミも少ないです。
フキノトウの天ぷらです、この時期のものはほんのりほろ苦くえぐくないので美味しいです。
海塩で頂くと食が進みます。