私はコーヒー豆は生豆を自家焙煎
して飲んでいます。焙煎して3日ぐ
らいまでの珈琲の味と香りが特別
だからです。普段は焙煎はIHヒー
ターで160℃から170℃近辺で焙
煎するのが失敗がなく安定してで
きるのでそうしていますが直火の熾
火での焙煎は更に香ばしい香りが
引き立ちます。ところが直火焙煎は
熾火の火加減と焙煎時間の調節が
難しく、生豆の状態からだと焼きむら
ができやすい欠点があります。銀杏
網でふるいながら焙煎していますが
炉内の高温のせいでいくら手袋をし
ていても火傷の怖さが付きまといま
す。それで薪ストーブで焙煎すると
きはあらかじめIHヒーターである程
度焙煎して(一ハゼが起きる直前ま
で)仕上げを高温の薪ストーブの炉
内で短時間焙煎して仕上げていま
す。こうすることで深煎り以外の中炒
りから中深煎りまで、ある程度均一
に焼けた、お好みの焙煎が出来ます
。もう一つのコツは手振り網の場合一
度に多くの豆を焙煎せずにせいぜい
100gを目安にやると均一に焙煎で
きます。今年は良い生豆が入手出来
ているのでより一層充実した朝の一
杯が楽しめています。
薪ストーブの炉内で焙煎する前にIHヒーターであらかじめ
ある程度焙煎しておきます
熾火の炉内は相当の高温ですから皮手袋一枚では足りず
軍手と重ねて二重手袋にして取っ手を持ちますがそれでも
熱くなるので短時間で一気に仕上げます。
熾火の炉内で網を振るって焙煎します。
ほぼ狙い通りの中深煎りに炒れました。これで約100gです。
薄皮が残るので風を送って吹き飛ばします。