昨年11月に久留米の一丁田印の包丁

を製作されていた遠藤氏よりアウトドア

ナイフを購入して以来すっかり砥石に

ハマっています。裏山の谷川筋で砥石

になりそうな平面を持つ岩石を見つけ

ては平面を均しては砥石として使える

か試しています。先日奥さんの実家で

義父が使っていた砥石を頂いてきまし

た。仕上げ用の天然砥石と中仕上げ

と仕上げ用の人造砥石です。義父が

長年使っていたもので中央がすり減っ

ているので補正しなければいけません

が昔から義父の研いだ包丁はよく切

れました。まだ私の腕では足元にも及

びませんが先日来の雪日で外作業が

出来ない時は金継ぎや包丁の研ぎに

はもってこいです。勝手口の水回りで

は一応屋根があるので研ぎの練習を

兼ねての作業には丁度いい場所です。

包丁を研いでいると薪ストーブの炎を

眺めている時のリラックス感とは少し

違う、無心と集中力が増して頭がす

っきりするように感じます。できれば

一日に一回短い時間でもよいので
包丁を研ぐと精神衛生上いいように

思います。(笑い)

 

左のベージュ色の石が仕上げ用の天然砥石です。真ん中が中仕上げ用の

人造砥石で右の赤いレンガ色のものが仕上げ用の人造砥石です。

 

 

 

裏山で見つけた砥石の原石です。左が中仕上げ向け、右が硬い硬質粘板岩か

硬質砂岩だと思います。ステンレス包丁や全鋼のナイフなどの仕上げ研ぎに

向いていそうです。