今日はほぼ一週間ぶりに気温が
10℃を超すそうです。昨日は雪は
降りませんでしたが時折小雨が降
る安定しない天気で庭仕事ができ
ませんでした。外出はコロナの緊
急事態宣言まじかの(発出は決ま
りましたが)福岡では自粛せざる
を得ませんし外は雪で出れません
で家で引きこもりでした。こんな時
は貯まってきた金継ぎ作業の仕上
げ(金蒔き)を主にやっていました。
金継ぎは完全に割れると修復の難
易度は上がりますが、ちょっとした
欠けや、割れの破片が一か所だけ
だと簡単にできます。漆で接着して、
十分に乾燥したものが、たまってき
たので最終工程の金蒔きをしていき
ました。金蒔きのコツは蒔く部分のよ
く乾いた漆の下地の部分を小さなで
こぼこもないようにきれいに磨き上
げることが大切です。個々が不十分
だと蒔いた金の仕上がりが悪く見た
目が良くありません。今回は少し磨き
が足りなかったようです。お薦めはで
きませんが金継ぎは旨く蒔けなかっ
たときは漆を削りなおしてやり直せる
のがいいところです。今回はこのま
ま使いますが次は練習もかねてやり
直しの作業もやってみようかと考え
ています。
金蒔きの純金消し粉は筆にのせて使います。金継ぎセットに
付属していた金消し粉は0.1gとわずかで殆んどなくなってきたので
追加の購入をしないといけませんが高価なのが頭の痛いところです。
代用金(真鍮粉)もありますがやはり直接口にする食器には純金
が良いです。もうしばらく腕が上がるまでは純銀粉ととMIxで使う事も
考えてみます。