今シーズンは11月になって朝から
ストーブを燃やすので薪の消費が
例年の倍のペースで進んでいます。
今のところは大丈夫ですがシーズ
ン後半に不安が残ります。昨年も
2月の後半から薪の在庫が少なく
なり乾燥途中の薪をストーブの上
にのせて一週間乾燥させながら使
ったりして工夫してきました。
この方法は効率が悪いので最後に
考えたのがバーベキュー用の炭を
使う事です。これは裏ワザというよ
り禁じ手に近い方法なのであまりお
勧めできる方法ではありませんが
緊急用には有効です。ただし、普段
から使うにはいくつか制限事項があ
ります。
1 ストーブは本体が針葉樹が燃
やせるもの、
2 炉内に耐火煉瓦を使用している
もの(耐熱ボード使用も可)耐火
煉瓦を使用していない場合は
炉内が狭くなることを覚悟のう
えで底面と側面に煉瓦を積み
ます。これは炭が完全着火した
場合高温すぎて炉内を痛める
可能性があるからです。
3 炭の投入は少量ずつ様子を見
ながら行います。(炉内温度を測る
温度計が250度以上にならないよ
うにします。200度近辺がベスト
です。(北部九州の場合です)
炭はバーベキュー用のものがホー
ムセンターなどでは9kg1000円
で売っていますのでバーベキュー
用の薪の束より断然お得で熱量
も高いです。ただしあくまでも薪不
足の代替案です。本道はよく乾燥
させた薪を使うのがベストです。
薪ストーブははじめ吸気全開で200度以上まで温度上昇させます。
炉内が200度に達したら吸気を半分に絞り巡航運転させます
およそ一時間少しで熾火になり徐々に炉内温度が低下し始めます
200度を下回り始めると薪の追加のタイミングですがここで炭を追加します。
これで薪の消費を例年並みに抑え薪不足を補うことが出来ます。