先日採取したマテバシイと自家栽培
した麦を粉に挽いてクッキーを作りま
した。はるか縄文時代私たちの先祖
はまだ稲作をしていないころ野山の
栗や椎の実など野生のナッツをジビ
エ肉とともに食していました。特に栗
は野生の山栗を集落の近くに植え栽
培していたことが東北の三内丸山遺
跡に同じDNAをもった栗の切り株が
多数出土しており明らかに栽培した
後が発見されています。どのように
食したのかはわかりませんが、他の
地域で渋みの強いクヌギの実など
を食べた後が見つかっていることか
ら粉にして水にさらして食べていた
と思います。椎の実や栗はそのまま
でも焼いたり蒸したりすれば食べれ
ますがやはり、粉に挽いていたので
はないでしょうか?今回ミルで麦と
マテバシイをあらびきにしてクッキー
を焼きました。牛乳や砂糖なども若
干使いましたが、できるだけ縄文時
代を意識して作りました。
殻をむいた椎と麦を粗挽きにミルをかけました
麦と椎の粉を混ぜます。
混ぜた粉にオリーブオイル、牛乳、砂糖、蜂蜜を適量混ぜこみます。
このあと生地をよく混ぜて均一にします
こねた生地を成型し今回は2回に分けて焼きます。最初はジャムをトッピングし
2回目は蜂蜜を生地の上に塗りました。
レンジのオーブン機能で180度で予熱してから同じく180度で20分焼きます。
焼きあがった縄文クッキーです。甘さ控えめは狙い通りでしたが、麦と椎の粒が多く残りすぎたようで
食感にざらつきが残りました。もっとも縄文時代は今のように粒子の細かい粉ではなかったでしょうから
よりリアルに仕上がったのかもしれません(笑い)