②―4リハビリの重要性(3週間から4週間)
この頃になると片松葉杖で動けると思い
ます。順調なら骨の癒合が始まり仮骨が
出来るころです。ドクターの指示に従い
松葉杖で歩くときに徐々に患部の方の
足にも体重をかけていきます。
はじめは1割りか2割から始め徐々に増
やします。かける体重は体重計などに患
部側の足を乗せて60kgの体重なら6kg
で一割というふうに体でかける体重の感
覚をつかみます。片松葉に慣れて来たら、
ドクターの許可があれば外出散歩も有効
です。注意点は外の地面はまったくの平
らなところは少ないので注意が必要です。
私は最初は日本松葉杖で歩いて慣れて
から片松葉にしました。私は朝夕二回散
歩し徐々に距離を伸ばしました。散歩以
外ではこれもドクターの許可を得て足首の
曲げ伸ばしも拘縮の予防に有効です。
リハビリ専門の病院で理学療法士の指導
の下でリハビリをするのも良いかと思いま
す。低周波振動治療器の治療も施設があ
ればよいかと思います。私の場合は治癒
の経過が順調でドクターの判断でそこまで
必要ないとのことでした。(個人的には専門
リハビリを体験したかったです。)
ポイント 散歩リハビリ、部分荷重リハビリ、専門リハビリ
②―5リハビリの重要性(5週目以降)
順調ならそろそろ松葉杖から卒業できます。松葉杖なしで歩くと
当然、全体重をかけてあることになるので、私は最初の頃は痛みもあり
松葉杖は返却しましたが外出散歩のときはステッキを持って外に出ました。
ステッキを使ってもできるだけ正しい姿勢で体重も患部の足側で支え
歩くようにしました。並行して強力ゴムを使ったリハビリや足首の
曲げ伸ばしリハビリを続けました。
ポイント 全荷重リハビリ、正しい歩行姿勢、足首リハビリ