②―2リハビリの重要性(3,4日から一週間)
3,4日過ぎて容態が少し安定してきたらドク
ターの許可を得て「足指の曲げ伸ばし」のリ
ハビリを始めるのが良いと思います。シー
ネなどでガッチリ固定されていても指先は
ある程度動くようになっているはずなので
先生の許可があれば積極的に指先を動
かした方が後の拘縮の予防になります。
容態によってははじめるのに一週間ぐら
いかかることもあるかと思います。また
安静時には足上げは引き続き行います。
ポイント ドクターの許可、指の曲げ伸ばし
②―3リハビリの重要性(10日から2週間)
この頃にはもう松葉杖を使っていると思い
ます。はじめは2本から正しい姿勢で使い
ます。ポイントは杖を支えるのに脇の下で
はなく手と腕を使って支えます。最初は2
本の杖を使い患部の足は絶対に地に着
けず浮かせた状態にします。移動すると
きは二本の杖を同時に前に出して体重を
移動させます。詳しくは病院で使い方を教
えていただくか、ユーチューブなどで使い
方を見てください。いきなり外に出るので
はなく、十分に慣れるまでは室内で練習
してください。平面の歩行はすぐにできる
と思いますが階段の上り下りは最初は
難しいです。これも病院で指導していた
だくか、動画で学んでください。注意点は
はじめは段差の低いところで始める事、
転倒しないように十分注意することです。
もし転倒して再骨折すると今度こそ、手
術になり大変なことになります。
ポイント 松葉杖の正しい使い方。わき
の下ではなく腕で支える。
階段の練習は慎重に