骨折した骨は直後から固定安静にして

いれば、やがて骨の癒合が始まり仮骨

が再生します。ところが骨折は骨が再生

・癒合すれば完治というわけにはいきま

せん。折れた骨や関節の周りの骨以外

の組織や腱、神経なども損傷していて

回復に時間がかかることや、へたをす

ると長く後遺症が残ることがあります。

また長く固定安静にしている間に患部の

特に関節回りが固まり可動域が狭くなり

しびれたり突っ張た違和感が残る拘縮

(コウシュク)が起こりがちです。
これらを防止・回復させるポイントがリハ

ビリです。私の場合は2週間ほどで仮骨

の再生が進み一か月で仮骨が出来ま

したが普通に歩けるようになるまで、そ

の後のリハビリに同じ期間一か月を要

しました。以下は時間の経過とともに

私が行ったリハビリとその注意点・ポ

イントです。

②-1骨折直後(3,4日)

 

骨折直後から3.4日は手術しなかった

場合はシーネ(固定具)などで固定した

状態では絶対安静です。と同時に

「足上げ」と言って寝ている間は患部を

心臓より高い位置に持ち上げておきま

す。足を挙げることで患部への毛細血

管への血流を穏やかにして腫れや浮

腫みを軽減させます。

(ポイント1 絶対安静、足上げ、)