瀬戸には五釉といって五つの特徴的な

釉薬があります。織部、黄瀬戸、古瀬戸

(飴釉)、御深井、瀬戸黒(黒釉)です。

織部は長石透明釉に酸化銅を加えて

酸化焼成したものです。美しく深い緑の

発色が特長です。鉄釉で絵を描いた鳴

海織部 織部釉を全面に掛けた総織部

などです。私はとくに総織部が好きで青

みがかったブルーの発色したものから

濃く、くすんだ発色のものまで作家さん

により色々です。瀬戸物祭りで求めた

お気に入りの総織部の皿があったので

すが不注意で割ってしまいました。
5枚組で求めたのですが次々と割れて

2枚しか残っていませんがこのまま処分

するのも忍びなかったので無理して漆

継ぎで繕いました。

 

 

総織部の杯と鳴海織部のぐい呑みです。

 

 

鳴海織部と青緑の発色の小鉢です。どちらも瀬戸物祭りで求めました

 

 

 

加藤作助窯の現当主、加藤信也さんの船形向付と洗面の箱ものです。作助窯の織部は

作助織部と呼ばれる濃くくすんだ色合いが独特です。

 

 

 

普段使いの総織部の飯椀と7寸皿です

 

 

 

お気に入りの総織部の5寸皿です。5枚組でしたが3枚割れてしまいました。

これも瀬戸物祭りで求めた女性作家さんの作品です。

 

 

 

割れてしまいましたが処分するには忍び難くて漆継ぎして使っています。