私は25年前は勤務の関係で愛知県の

瀬戸市に住んでいました。瀬戸市とい

うと今では将棋の藤井2冠居住地で有

名ですが私がいたころは瀬戸万博の

開催が決まって盛り上がり始めた頃で
同時に古くからの焼き物の産地で有名

です。毎年9月には瀬戸物祭りに全国

から焼き物ファンが集まり盛り上がりま

す。当時は祭りの会場近くに住んでい

たので日に何度も掘り出し物を求めて

出撃していました。そんな具合で瀬戸

に在住した8年間に本場の陶芸作品

に親しんでいました。瀬戸の焼き物は

どれも好きですが特に黄瀬戸は大好き

で気に入った窯元やお店で気に入った

作品を見つけるとつい手が出てしまい

気がついたらお酒は弱いのにあれこれ

集まっていました。


そのうちに自分でも釉薬を調合して七輪陶芸で自作するようになっていました。
 

 

瀬戸の赤津焼の窯元、野田東山さんの黄瀬戸杯です。薄い黄色で砂黄瀬戸の

風合いです・。布目模様の黄瀬戸の一尺皿を求めたときにおまけで頂きました。

 

 

 

瀬戸物祭りの会場で見つけた若い作家さんの(当時は20代)作品です。

高台を削ってあるデザインが斬新でした。

 

 

 

瀬戸の名工、加藤廉平さんの作品です。アヤメ手の黄色が美しいです。

残念なことに飲み口の一部を小さく欠かせてしまいました。近いうちに

金継ぎで補修します。

 

 

瀬戸の作家さんではありませんが広島在住時代に見つけたぐい呑みです。

確か益子方面の外国人の作家さんです。横浜在住時代にギャラリーでも

見かけました。

 

 

 
手轆轤で作った自作のぐい呑みです。自作の雑木灰と
瀬戸で採取した黄土と風化長石を合わせた自作釉薬を
七輪で焼いたものです。少し還元気味になったので
くすんだ黄色味に発色しました。