11月に作った秋番茶がなくなったのでもう一度茶葉

を摘んで番茶のほうじ茶を作ることにしました。東谷

を含む三谷地区は昔から自家用のお茶は各自の

家庭で作っていました。そのためか、今でも畑の端

っこや庭の隅や、裏山の林縁などに今でも当時

(明治から昭和の初めごろまでの茶の木の生き残

りがわずかに残っていて、たまたま私の家とその周

りには古い茶の木が残っています。私はその茶の

木の茶葉で春の一番新茶、春紅茶と夏紅茶、秋番

茶に冬番茶と年に数回自家製のお茶を作っていま

す。美味しいお茶というならお高い高級茶がいくら

でもありますが、私が手間暇をかけて自家製の
お茶を作るのは野性味があって力強い味のお茶

が飲みたいからです。東谷では番茶は茶葉の付

いた小枝ごと乾燥させ飲むときは茶葉ごとお湯で

煎じて飲んでいたようです。私は乾燥させた茶葉を

さらに乾煎りしてほうじ茶で飲むのが定番です。

 

 

小枝ごと刈り取った茶葉は茶葉と小枝に分離します。小枝も乾燥させて茶葉に混ぜて使います。

茶葉だけのものより香りが力強く個性的になります。