今年は6日が仕事始めでしたが初日から結構

忙しく、毎日帰りが遅くなり七草の採取が出来

なかったのですがやっと今日採取できました。

七草はお店で購入した栽培物ではなく正真正

銘の野生の山菜です。スズナとスズシロは厳密

には野生ではありませんが無肥料、無農薬、不

耕起なので野生みたいなものです。七草がゆは

お正月の美味しい料理の食べ過ぎた胃腸を休

めて調子を整え一年の無事を祈念していただく

日本の食文化です。今回の七草で残念ながら

ホトケノザ(コオニタビラコ)は近隣では見かけ

ないので近縁のオニタビラコで代用しました。

我が家では粥より雑炊が好みで、そうしていま

す。採取と下ごしらえは私の担当で調理は奥さ

んの担当です。今回の雑炊はカニで出汁を摂っ

ています。七草粥は言ってみれば和の薬膳みた

いなものです。その効能のメカニズムですが七

草それぞれの薬効もあるでしょうが、私は新春

の山菜の新芽に蓄えられた生命力が体調を整

えるのだと考えています。(犬猫が草を食べて

体調をととのえるのと同じ理由)なので私的に

は、七草でなくてもこの季節の山菜野草の新

芽なら毒草以外極端に言えば何でもよいか

と思います。ただ、組み合わせや味や調理の

しやすさ、正月明けに期待される効果などか

ら七草が一般的になったのだと思います。

(あくまでも私個人の考えです)

 

 

下からスズシロ(ダイコン)スズナ(カブ)ナズナ、セリ、ハコベ、オニタビラコ

(ホトケノザ(コオニタビラコ)の代用、ゴギョウ(ハハコグサ)+ミツバ、シャク、ノビル

の代用

 

七草は小さく刻んで下ごしらえします

 

 

 

我が家の七草雑炊です。お正月残りのカニの切り身で出汁を摂ったようです。

美味しかったです。