いつもの血圧のクスリをもらいに医者に行くけど、薬局で処方を待つ間にどこか行くいいところないか?と聞くと
「山下公園の銀杏がそろそろいいんじゃない?ついでにお昼ご飯も食べてきて」といつものパターンで追い出され、
医者には「ゴルフ場もクマが出るそうですから気をつけて」とご親切に言われても、そんなゴルフ場は行かねぇよとは言わずに隣の薬局に処方箋を預け、みなとみらい線の終点、元町・中華街駅まで。
フランス山の橋のたもとに こんなレリーフがあって、R・FとはRépublique française .フランス共和国のイニシャルだそうだ。
山下公園につながる橋を渡ると、なんだ紅葉はまだじゃねぇか。
それでも中には黄色くなってるのもあって、風が吹くと葉っぱが舞い、とっさにクマと出会った時ように心構えをしてる連写モードでパチパチパチ。
ローマの休日の船上パーティーで、王女が黒服のアタマをギターで叩くシーンを撮りそこねたカメラマンが「もう一丁」と叫んだのと同じ心境で もっと吹けよ、と願ったのが通じたか、
勢い良く銀杏の葉っぱが舞い上がって、ヨシヨシ。
山下公園に足を踏み入れると、カエデも紅葉しはじめていて、
赤い靴を履いた少女は、相変わらず海のかなたを見つめている。
ツワブキの花のむこうは氷川丸。
相変わらずに、公園の中は中国人であふれかえっていたが、あの首相の発言でメンツがぶつかりあって騒動は当分収まりそうもないな。
これからアチコチでいろいろと影響がでてくるんだろうけど、昔からお隣さん同士なんだからもっと仲良くできないもんかね~。
昼飯の算段をしながら乗った始発の横浜駅行きのシーバスはガラガラ。
ウシロにベイブリッジを眺め、
途中駅の赤レンガ倉庫の広場では、クレーンでクリスマス用のモミの木を立てていた。
海から眺めるミナトミライ地区は、いつもと違った角度で新鮮に見える。
アッ、ヤバイやつ。
マゴ達を船に乗ろうと誘っても、行かな~いばっかり。
今度きたらこの写真を見せてやろうかな。
終点が近づき、
花火の時に渡る橋の下をくぐって、ベイクオーターの船着場までほんの2,30分の船旅。
橋の上から、乗ってきたシーバスを撮って、
このまえ四川料理屋で黒酢豚を食べたときに目を付けておいた、隣の一人焼肉の店へ・・・
毎月の決まりごとといえば、医者に行き血圧のクスリのほかにナンやら計4種類のクスリを処方してもらい、ジジコンペとオリンピックゴルフ、大晦日には煤逃げのゴルフをして正月には初詣。
毎年 決まったことができるのはシアワセ、とダレかさんは言うけど、ホントにそうだな。
帰りには忘れずに薬局に寄って、まだアタマもなんとかいけそうだし・・・


















