2時08分スタートの鎌カン薄暮、カンカン照りの真っ最中の1時35分に到着すると「三人さんおそろいで、もう出れます」
まだ30分も早いじゃないかと文句言いながら清算を済ませカートに駆けつけると、先週も一緒だった気の良いオヤジがいて、
冗談まじりに「薄暮はこういうこともあるから、もっと早く来てください」
前にまわったことがあるような他の若手二人も「暑いからキャンセルした人も多いんじゃないですか?」
前の組の姿は見えず、こんな暑い日に歩いてハアハアしてもかなわんとカートの人に・・・
昨日、今朝だったかな?TVKテレビで京都の貴船神社のことをやっていて 見るともなしに見ていて アッ ここリュウヘイと行ったなと突然に想い出した。それもただ行っただけじゃなく、油絵の一式を抱えて写生に行ったんだ。
京都の下宿にリュウヘイは何度か来て、詳しいいきさつは覚えちゃいないが オレも絵を描きたい!ってなったんだろ。
大体が 他人のやってることをマネしたがるタチだからな。
河原町にあった画材屋に一緒に行ってもらって筆や絵の具、パレット 筆を洗うアルミの小さな缶、それらを入れる肩にかける茶色の箱、それにキャンバスとキャンパスを立てるイーゼルっていったかな、とにかく一式をみつくろってもらって・・・(よく次から次に思い出せるもんだ)貴船神社に一緒に出かけた。
入口の数段あった石段に座って、リュウヘイはあっちからオレはこっち向きで苔むした屋根の社殿を写生をしたのを覚えてる。
他に人の姿はなく静かなもんだったが、TVを見ると観光客はともかく描いた建物の形が違う?と思ったら平成の初めに立て直したとか。
土地の名前はキブネと濁るけど、水の神様の貴船神社は 水が濁らないようにキフネって読むんだぜ。
あの時に描いた絵は、どこに行ったんだろうな。
あとにも先にも油絵の筆を握ったのはあの時だけだけど、あの日のことを もう一度話したかったな。
毎日 「座頭市」を観てるというオヤジと、オレらのゴルフはボギーオンでいいんだよ、まちがって1パットで入れりゃパーだもの。
ヨシ、入れりゃあパーだ!と打ったが ↑入らずのボギ。
結局2時間チョィで廻ってダボ1個、パー2個は44、そうしていよいよ7月もオワリか。