昨日の昼過ぎ、オレ以上に気マグレのムスメが「みんなで海に行こう!」と叫んで、ヒマで大乗り気のオレと シブシブ組のマゴ二人とナニとイヌとパパさんの運転で三浦の海にgo!
小さいヘチ竿を持ち、どこの海に行くか知らんけど どうせエサ屋なんか寄らないだろうからと ナニにエサ代わりのソーセージをもらい クルマの中でちょっと味見と袋を開け半分もパクパクしたけど案外ウマイな。
「それ魚肉ソーセージよ」
魚肉に魚が食うのか?
まあ残り半分もありゃ十分足りるな。大体オレなんか釣れても釣れなくても サオが出せりゃ満足なんだから・・・
結局荒崎海岸というところの 帰り仕度をしてる人たちがいっぱいの駐車場にクルマを停めて、行くぞ~!
何回かみんなで来てるので、あれもこれもとやってる連中をおいて足場の悪い先端まで行き竿を垂らすと さっそく来たよ~フグ!
魚肉ソーセージに食ってきて 共食いもいいとこやないか。
マゴ達もやってきて、ワタシもやりた~~い。
オマエもかよ。
うしろのこんもりとしたところが 相模湾を一望できる「夕日の丘」
こちら側の岩場の先端、向こうの岩とのあいだに深さが5,6mほどの溝が走っていて そこをオモリもウキもつけずに針とエサの重さだけで沈め 今度はフグじゃなくてカサゴでも来ねぇかな~と探っていると キタッ!
さっきのフグとは段違いの引き。
いきなり開けたほうに走って糸が出て行き、太鼓リールがスゲェスピードで逆回転を始め、それを止めようとした人差し指に糸がすれて熱ッ!
ヨコの岩場に糸がすれないように15mほど糸を出し、やっと動きが止まったところで 今度はこっちの番。
満月のように竿を立て少しずつリールを巻いて、なんだ?
右手の開けたところから溝のほうに少しずつ巻き戻して、バレるなよ。
浮いてきた魚は黒っぽく見えて クロダイ?
それでもまた何回か糸を出しては巻いて、タモなんかもって来てないし どこか引き上げる場所は?と見回すと左手に岩の低いよさげなところが・・・
そこまで引っ張ってきて よ~いしょっとづって引き上げると、
デカッ!リールの大きさから換算すると45cmはあるな。
ジマンしようと思ってもみんなの姿は見えず、写真だけ撮ってバイバイ、もう十分だよ。
釣ったところを見ないで、またやってきた5年生は、来るのを渋っていたわりには海に入ってゴキゲン。
ババは?と聞くと 「イヌと一緒にパラソルの中で休んでる。」
もうそろそろ戻らないと、あそこ潮が満ちて渡れなくなるぞといっても 海の中を歩くからいい?
ほんとにチャプチャプして怖いものしらずだな。
一応ここまで来たのならと「夕日の丘」まで登って夕日を眺め、
クロダイにめぐり合った、岩場の先端を見ながら目を移すと、
お前ら、まだそこにいるのかよ。
向こうの、ウエディングドレスの撮影のじゃまするなよ。
カンカン照りでなくて良かったな~と、オレもゴキゲン、イヌもゴキゲンでオヤスミ、パパさんはお疲れさんの帰りのクルマの中でした。