こどもの日の祭日は、いつものジジーばかりと違って平均年齢が15歳は若い連中との4サム。
夏の始まりの立夏、午後2時半のスタートの薄暮ゲームだが、今は6時過ぎまで明るいから陽の暮れるシンパイはないんだろ?
半そでに爽やかな風も心地よく、むしろ日陰に入れば寒いくらい。
ここには30分そこそこで着くから、家で昼ごはんを食べ まだ出るには早いとTVを見ているとナニが小声で、
泊まりに来てる小学一年生に ババの歳は32歳だと教え込んだら信用してって満面エミのニコニコ顔。
TVゲームをしてる1年生に ババの歳、いくつ?と聞けば「32歳!」
ママは?
「ママも32歳」
ママはこのまえ29って言ってなかった?
「あれから歳とったから・・・」
オマエ、ぜったいにオレオレ詐欺にひっかかるタイプだな。
ジジの歳、いくつだかわかるか?
「90くらい?パパがジジはもうじき死ぬからって言ってた」
パパに、もうボート代 出してやんねえからって言っとけ!
リスが松の木をスルスルと駆け上がり、
飛び出た枝に腰掛けてなんか食べてる。
もうじき死にそうなオレのほうは、相変わらず、ダボ・ボギ・パー入り混じりのいつもと同じような45。
ラウンドに換算すれば、やっぱり90・・・
帰ると連中はまだいて もう一泊するの?
一緒に菖蒲湯に入るか。
「もう入ったよ」