翁草は、もう名前にも負けない白髪アタマになり、
タンポポも綿毛。種を飛ばしてまた来年どこかで芽を出すということだな。
昨日、石砂山で見たギフチョウも、姿を見れるのは桜の咲く頃のほんの短い期間だけ、あとは卵から幼虫、サナギと人の目が触れないところで過ごすから Spring ephemeral と呼ばれるゆえんだけど、人間はそのままズ~~ッと年を取っていってオワリだからな。
チェーホフは、「あぁ、だんだん若く美しくなっていくような、そんな人生があったら」と、書いてるが 毎年やり直したり 若くなってくようなメンドくさいのはゴメンだな。
なんにしても昨日は、 その貴重なギフチョウがよりによってオレの青いリュックに止まってくれて 花の蜜のような甘い匂いがしてたのかと思ったけど やはりそれはカンチガイもはなはだしく、ヤツらはカタクリやスミレなど青色の花の蜜を好むからなんだと・・・へ~~知らんかった。
来年は、青色の缶コーヒーを持ってっておびき寄せるか。
子供の頃は捕虫網を持って追いかけてたのがカメラに変わっただけで、いくつになっても精神年齢は変わらねぇということ?
アッ、ギフチョー! なワケはなく 外のキイロのカタバミの花に飛んできたのはキアゲハ。
コレだって、普通のナミアゲハに比べれば稀少なんだけどね~。