目の前にクナシリ島が見渡せる北海道のマミーさんのところでは、「彼岸荒れ」という言葉があり、春のお彼岸の頃に決まって吹く西風の低気圧の影響で、大荒れの天気になることを言うのだそうだ。一晩で流氷が出現したり逆もあったりで 毎年この洗礼を受けて春がくるんだそうだが、なんかロマンを感じる言い方だな。
こちらの彼岸じゃムスコが3歳と5歳を連れて襲来。
しょうがねぇ、じゃあヨドバシ行くぞ~!と両手に一人づつの手を引いて坂を降りかけたら、突然大粒の雨!
我先に坂を駆け上がって家に逃げ込み、この雨じゃ二人もメンドー見切れんぞと、行きたいと泣く下のムスメをなだめ 男の子だけを傘に入れて再び家を出たら、数分もしないうちに雨があがって、なんだよ。
規模はまったく違うけど、「彼岸荒れ」の言葉が頭をチラついて、うまいこと言うもんだな。
ナニからは、カチューシャとドーナッツを忘れずに買って来て、とメールが入り、
「ママ、いくつか知ってる?」
38くらいだろ?
「ちがうよ、29才だよ」
オマエ、それゼッタイだまされてるとおもうけどな~
ドーナッツ屋でもらった帽子をかぶって帰るころには良い天気に戻ってたのに、夕方になってまたピカピカドンドン。
イヌは怖がって震え、オレも仕掛けておいたタイムラプスカメラが濡れないかと大慌て・・・
原種のチューリップも大慌て・・・
雨が降っては乾き、降っては乾くのがわかるでしょ。