二十四節気をさらに約5日ごとの3つの期間(初候・次候・末候)に定めたのが七十二候で、季節の移ろいを知らせる自然界からのサインだというが、10月28日から11月1日頃は 霜降の次候「霎時施」(こさめときどきふる)。
小雨が思いがけずに降っては止む季節というが、まさにその通りの空模様だったな。
11月2日から6日頃は、末候の楓蔦黄(もみじつたきばむ)。
塀に絡みついた蔦は色づいてきて、地球温暖化とか異常気象だとかいわれても それほどの狂いが無いのがフシギ?
そうして これが終われば もう立冬・・・
白木蓮の枝には 早くも冬芽が見え、
四十雀の巣箱を隠していた柿の葉は毎日、ハラハラと葉を散らしてる。
朝から、竹ボウキでせっせとかき集め、今時はビニール袋に入れてゴミ出し。
庭で焚き火がはばかられるようになってから どのくらい経つのかな。
菊はいよいよ満開。
こぼれ種から芽がでたペチュニアが咲き、
西洋朝顔のヘヴンリーブルーは、まだまだがんばってる。
今年は、干しナツメ作りもせずにトリへのプレゼント。
ネーブルは色づいてきて豊作だな。
台湾海峡を越えてやってきた高砂ユリは こんなになって、あちらの古称である高砂国が名前の由来。
今や日本のあちこちに咲いて、帰化植物ということでいろいろ問題もあるらしいけど、あの花のカレンさを見ればなんでも許してしまいそうだな。
一個ちょん切って 中を見れば、
ぎっしり種が詰まっていて、これなら風媒花の名のように風にのってヒラヒラと台湾海峡を渡ってくるのが一つや二つあっても・・・確率的にはオレが競馬を当てるより高そうだな。