沈丁花があたりに春の香りを振りまいて良い朝だけど、黒いのどうした？
天皇誕生日の夜に、４ｋｍも離れてるところのネコ好きのオバチャンに保護され２ヶ月ぶりに戻ってきた梅ちゃんは、仲の良かった梅吉と鼻ヅラを突き合わせて感動の再会をしてたが、昨日の朝は姿が見えない。
ナニのハナシじゃ、オレが寝た後に梅吉に追っかけまわされていたって、どうも、クロミちゃんという新しい彼女ができて ジャマになったんじゃない？
まあ、それでもハラが減りゃ姿を現わすだろうと思ってたけど・・・
夕方に梅ちゃんを保護してくれたオバちゃんからムスメのところに電話があったらしく、メールじゃなくて電話？ちゃんと飼ってるか聞いて来たのかと恐る恐る出ると
「梅ちゃんが戻ってきて 玄関のところで鳴いてたんで、エサをあげました。また保護したら電話しますから」
よく途中でクルマにひかれなくて無事で良かったと、みんなで喜んで
「それにしてもネコってアタマいいね～。ちゃんと覚えてて一晩で４ｋｍも帰っちゃうんだよ。」
そりゃアタマいいっていうより、あっちのご飯のほうがよっぽどおいしかったんだろ！
「方向音痴がなに言ってるのよ。ろくに家にも帰れないくせに」
総攻撃をくらってヤブヘビというかヤブネコ。
イヌが遠くから帰ってきたというハナシは聞いたことがあるけど、ネコにも帰巣本能みたいなものがあるのか？
昔の彼氏に邪険にされ、とぼとぼ夜道を遠くまで歩いたネコが不憫だけど まあ今度はちゃんと飼うって言ってるし カンベンしろよな。
