4時起きして、大月市の大峠から5時40分スタート。

富士山、見えてるな。

明日の休日の空は崩れるっていうし 今日だって晴れのち曇りって、何時雲ってくるのか 真っ暗闇の中をヘッデン点けて登りはじめるも気は急くばかり。

おまけに昨日の雨で落ち葉は濡れていて ヤバッの連続・・・

 

 

 

眉のように細い月が上がり、向こうは早くも夜が明け始めて、

 

 

 

木々が途切れた見晴らしの良い場所から 取りあえずの一枚。

こんなの撮れるときに撮っておかないと、何時お隠れになるかわかったモンじゃないしな。

 

 

 

大体、大峠で標高1500m以上あるんだから、お手軽っちゃお手軽な山登りで、もうここは4回目くらいだけど それでもやっぱり毎回キツイ思いをして登っている。

 

 

 

また出たホコリタケ。穴が大きくホコリというか胞子を放出しきってるか?

 

 

 

それでも突いてみたくなるのは性分?

まだ出た!

 

 

 

 

結構ワイルドな山道。

 

 

 

朝日が差してきて、尾根道はまだか。

以前ニニにここを教えてお父さんと登ったみたいだけど、こんなところに連れてきてと よくお父さんに文句を言われなかったな。アニキは警察勤めで仕事だったらしいが連れてきたらピストルで撃たれてたんじゃないか?

 

 

 

 

あの標識だ。

ようやく尾根筋に乗り上げて、

 

 

 

もう30分!

 

 

 

林に囲まれてまわりの景色が見えない黒岳1998mを通過して、ちょっと行けば

 

 

 

着いた!

目の前に雲ひとつない富士山が屹立して、

 

 

 

白谷ノ丸 標高1920m。2時間足らずで到着し、標高でいえば400mくらい登ったもんだけど、この開けた景色といいやっぱりここはお勧めの場所だな。

丸は朝鮮語の山というイミらしく、百済の人たちが大昔に甲府にやってきて帰化した人たちがふもと付近に多く住んでいたという説もあり、看板のローマ字表記はShiroyanomaru となってるが元々はシロヤンガマルと言ったらしい。

登り口の大峠もオオドウミっていうらしいから、登ってみたい人は間違えないように。

 

 

 

ノーガキはおいといて、雲ひとつない富士山もさることながら 甲府の街を覆う雲海はスゲェな。

しかしここが白谷ノ丸、途中で赤岩ノ丸と黒岳を経由してきて、今度のジャパンカップは 白、黒、赤の1,2,3枠勝負だな。

 

 

 

雲海というのは下は ただ曇ってるだけだろうけど、上からの景色は一見の価値がある。

向こうには南アルプスがズラッ!

 

 

 

 

タイムラプスカメラを仕掛け、さてラーメンタイムじゃ。

水入れて煮立ってきたら麺を入れて キャベツとネギとニンジンと 小さく切ってくれたモチを入れたら 急に沸騰してきて吹き零れ、あわてて火を消して食べたけど、ニンジンがまだ硬かった・・・

 

 

 

 

暖かいな~。

朝早かったし、タイムラプスは最低でも1時間は待たなければと岩陰に腰を下ろして ウトウト・・・

しばらくしてミシミシと足音が聞こえ、やっとダレか上がって来たかと目を開けると、リッパなオオツノを生やしたシカ!

ちょっと待て!あわててカメラを手に取ったが、向こうも一瞬ビックリしたような目をして立ち止まったが 素早く身を翻してカメラは間に合わず・・・惜しいことした。

 

 

 

しかし、こんな雲もなんにもない富士山じゃ かえって絵にならないな~。

飛行機雲の成れの果てみたいなのが漂ってくるばかりで、もっと筋雲というか うろこ雲とか いわし雲とか出ないもんかね~。

若いカップルがやってきて盛んにカメラを向けていたが お先にと言って行ってしまい、そのうち冷たい風が吹きだして そっちを見ると雲がもくもく、こっちにやってくるじじゃないか。

 

 

 

おあつらえ向きと喜ぶ間もなく 富士山を隠し、

 

 

 

団体で押し寄せてきて、

 

 

 

 

あっという間に 富士山も隠れた。

そのあとも20分くらい粘ったけど、雲は増える一方で これまで!

 

 

 

陽は差してるが富士山方面は雲に覆われていて さ 温泉入って帰ろ。

 

 

 

こういうの 小さなビンに詰めて関西に送ったら喜ばれるやろか。

 

 

 

すっかり乾いてる枯れ葉の道だが慎重にやり過ごし、

 

 

 

向かいが雁が腹摺山。雁が腹を擦るが如く越えていったといわれる山だ。

 

 

 

この道はここで行き止まり。

しかも もう3週間もすれば来年の4月まで通行止めになる。

 

 

 

朝のうちは見えていた富士山もごらんの通リ。

確か近くに金山鉱泉がなかったか?数年前 雁が腹摺山を登った帰りに 寄ろうと思い キンザンコウセンとナビに入れても出てこず、大月の観光課に電話したらそれはカナヤマ鉱泉ですって。

 

 

 

教えてもらった通りに すれ違いに苦労しそうな細い道を随分上がったさきにあった金山鉱泉山口館は、小さな旅館の小さな風呂で、

 

 

 

昔、武田の隠し金山で金鉱採掘した人たちの療養をさせたという鉱泉だから、檜風呂の底に砂金でも溜まってないかと探したが 女将さんのハナシじゃ 今でもそのあたりを掘れば金が出てくるんじゃないですか?って・・・

 

あそこがいいかとスマホを検索したら、なんということだ!もう閉館して 建物も取り壊され更地だと・・・

もうこうなりゃ、このまえ月曜定休日で痛い目にあった 芭蕉月待ちの湯だな。ナビをセットすれば1時間もかからずに着き、

 

 

 

湯に長いこと浸かり、月待ちうどんを食べて、

 

 

 

帰ってきて タイムラプスカメラを見てたら、なんということ あのシカのオオツノが写ってるじゃないか。

右下のほうを注意深く見てくださいよ。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

にほんブログ村

 

にほんブログ村 ゴルフブログへ
にほんブログ村