ムスメ一家がどちらかにお出かけで、オレたちもどっか行こうぜ。

海のほうで、イヌが散歩できる日陰があるところ?

小網代の森か!

 

 

 

家を出てからずっと渋滞で 普段なら30分のところを2時間かかりでシーボニアの駐車場にクルマを入れて ここは去年、森の入口まで歩いたらロープが張られていてコロナのため閉鎖中・・・

 

 

源流から河口の干潟まで、森や川を分断する道路やダムがなく、化学物質を出す工場もない。

1990年、横浜で開かれた国際生態学会の合間に訪れた欧米の研究者が「北半球の同緯度では、たぶんここだけの生態学的絶景」と絶賛したという新聞記事を読み ちょっと大げさじゃないの?と思いながら 8年前にここが整備されてすぐ訪れたことがある。

 

 

イメージ 5

 

この、ぐるっと森を囲むような道路が尾根になっていて標高80m、手前側に降った雨は東京湾に向こう側に降った雨はこまかな支流が集まり、全長1.3kmの「浦の川」となって小網代湾、すなわち相模湾に流れ込むのだそうだ。

源流から河口まで、川をまたぐ橋や道路がない、というのが珍しいということらしいが、なんたって全長1.3Km,それでもバブル期にはゴルフ場の計画などがあったらしいが、奇跡的に取り残されてしまった場所?

 

 

 

駐車場から湾沿いを1kmくらい歩き、

 

 

こいのぼりなど眺めながら、

 

 

 

森のアプローチに突入する。

やっぱりアプローチが長いほうが感激も増すってなもんだな。

 

 

 

糸トンボ。

 

 

 

花大根に黒アゲハ。

 

 

 

いよいよ 森の入口まで来たら、

 

 

 

え~~~っ!?

いままで、こんな張り紙なんかあったか?

2回も3回もイヌ連れできてたけど知らんかった・・・

だけど、散歩禁止なんだろ?ダッコならいいんじゃないか?

「このはし渡るべからず」の看板を見て 橋の真ん中を通った一休さんの理屈で中に入り

 

 

 

上流に向かって整備された歩道を歩くと、若葉の小網代の森に渡る風が半そでに心地よい。

 

 

 

 

こちらは下流方面、遠くにクルマを停めたシーボニアの建物が見える。

 

 

 

ヤバ、係員がいるぞ。

背中にNPOとネームが入ったオジサンが下を覗き込んでいて なにか言われる前に先制攻撃と

”なにかいるんですか?”

 

 

 

「鮎の稚魚です。海を遡って来てます」

 

 

 

へ~~っとカメラを向けると、「動画で撮ったほうがいいですよ」

 

 

 

仰せに従って 動画でも・・・ちっちゃいの、わかりますか?

 

”それはそうと、イヌはいつからダメになったんですか?”

「最初からですよ。いろいろ意見はあったんですがね~。ホントはダッコもいけないんですが 今日あたりみなさんダッコで大目に見てます」

 

 

 

天気の良いGW、ここでこんなに多くの人の姿を見るのは初めて。

 

 

 

それでも、本来禁止のイヌをダッコし、イヌも歩きたがってる?

もう上流の川の始まるとこまで行くのはやめ、下流の干潟までちょこっと。

こういう水の流れによってできる溝を澪って言うんだってね。

 

 

 

早々に森を抜け、イヌを下ろして 出口のヨコにある白髭神社にお参りし 1500年生きたという玄鹿を従えた不老長寿の神、「長安寿老人」を拝んで

 

 

明日も、あさっても休みだから、どうせここらに来た人たちはゆっくりするんだろ、さ、混まないうちに帰ろうぜ、と三浦をあとにしたのでありました。

 

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