昨晩の大風で舞いこんだ葉っぱ、これオレんちのじゃないぞ どこから来たんだ?と言いながら 一昔前は 隅っこで焚き火をしてそのケムリが洗濯物に沁み、風呂上りにバスタオルを使えばいい香りがしたもんだが、今はポリ袋でポイっか まあ時代だからな。それでもザッザッと掃く音は耳に心地よく、落ち葉を踏みしめながら山に登った記憶が甦る。
今年の日記をひもとけば、
正月はメイの子供を連れ 端足峠から竜ヶ岳へダイヤモンド富士見物。
2月、雪の牛奥の雁ヶ腹摺り山から小金沢山。
干支の牛にちなんでか、びっくりするほど多くの人とすれ違った。
同じく2月、マゴたちと一緒に石割山。
皆で長い石段の数を数えたら、全員がバラバラだった。
3月 問題の ミツバ岳、権現山。
ミツマタの香りを楽しんだあと道迷いし、挙句の果てに滑落して ヒザのお皿が欠け 顔面はお岩さん。MRIを撮ったりで大騒ぎ。
4月 山登りをするきっかけになった故郷の山に5年ぶりに登ろうと出かけた先の桃源郷でパンクしてレッカー車。山はアキラメ飯田線に乗って秘境駅巡りをしながら帰ってきた。
4月末、事故現場検証に・・・
流れの右、真正面の岩からオッコチ。
5月 ミツバツツジと富士山の競演を見ようと出かけた破魔射場丸は霧の中。
5月、朝霧ジャンボリーでゴルフの翌日 田貫湖畔のホテルから逆さ富士を見て 長者ヶ岳、天子ヶ岳登山。第一目的だった瓔珞ツツジは、ここも1週間早かった。
6月、梅雨の晴れ間を縫って巌剛新道から谷川岳。
途中の見晴台から見えたマチガ沢の雪渓。
7月 またメイの子供と一緒に中央アルプス檜尾岳から 長い檜尾尾根を下る。
うしろから「ファイトー!」の声に励まされながらやっとの思いでバス停到着。
10月 尾瀬燧ケ岳。頂上から遠く富士山が見えて感激。
水切れでやっと辿り着いた長蔵小屋ではアサギマダラが迎えてくれた。
おなじ10月、燧だけじゃ片手落ちだろうと、尾瀬のもう一つの名峰至仏山。
11月 三度目の道志二十六夜山。
同じく11月の末、山で月食を見ようと精進峠に登ったはいいが、月は見当違いの方角から昇って 今年は目的が果たせなかった登山ばっかり・・・
12月、ダイヤモンド富士見物で UFOのような傘雲に遭遇。
こういう思わぬ出会いも楽しいもんだな。
さ、今年もあと5回ゴルフに行けばお正月だ。