TVで、尾瀬沼 大江湿原の三本カラマツのニュース映像が流れて、あれ?オレ燧ヶ岳の帰りに この木の写真を撮った覚えがあるぞ。
根元のこんもり盛り上がったところは尾瀬中納言藤原頼実の墓とも言われ 尾瀬沼のシンボルツリー?そんなこと全く知らずに、この時は水を全部飲み干して、写真の右手に見える長蔵小屋目指して 水、水と うなりながら歩いてた頃だ。
カメラに残っているデータを見直したら、消去するには惜しいような写真が出てきたので あの日を思い出しながら再度UP。
登り口から1時間ほど歩いた 広沢田代の池塘がハート!
朝の気持ちの良い湿原を歩きながら、思い切って来て良かった~と・・・
一旦、森の中に突入し それを抜けると
アクセントのある木道の先に見えるのは燧ヶ岳?
覚えのある形とはまったく様相が異なるけど、マチガイないだろ。
右手に遠く見えるのは 新潟・群馬の境に聳える平ヶ岳。
広沢田代から また1時間ほどで熊沢田代。
ここにも池塘が点在している。
!
振り返ると、向こうに見える山を抜け 今歩いてきた湿原が見渡せる。
秋の雲が拡がり、
一番奥の山は会津駒ケ岳。真ん中に青く過ぎてきた池塘が三つ。
燧ヶ岳を登り終え、水を全部飲み干して 長蔵小屋までの道。
オレらの高校時代の運動部は、バテるから練習中は水飲むなで鍛えられたからな。
夏の暑い盛りのグランドを 出る汗もないくらい何周もして、横目で見える水飲み場に 何度駆け込もうかと思ったことか。
まあ、そういう経験があるから渇きには強いんだと自己暗示をかけ たどり着いた長蔵小屋でC・Cレモンを一気飲みしたけど。
仕事をリタイアーしてから、毎日が飛ぶように過ぎてゆく。
目に焼き着けた燧ヶ岳の雄姿も 随分と昔の気がするなァ。