イヤ、驚いた。

この手作りの看板がかかった登山道、ペンションすずらんから牛奥ノ雁ヶ腹摺り山までの直登ルートは地図では破線扱いで正式な登山道とは認知されてない? 今まで6回登って出会ったのは、鹿とウサギを除けばたったの3人のみ。

 

 

6時半に駐車場にクルマを入れたときは 他になにも停まってなかったのに、途中で2人に道を譲り、その後も 来るわ来るわ 20人以上と出会った。

 

戻ってから、ペンションの奥さんに聞いたハナシじゃ、やはり丑年ということで 牛の字のつくこの山が今年はフィーバー・・・は古いか。 もう正月からバズってるらしい。

 

山の上のほうは雪が残ってるな。

 

 

しかし、そんなことちっとも知らなかったから、鹿柵を出るとき 結び目に笹の枝を挿して、他の誰かが通ったかわかる目印にしたのに、まったくイミなかった。

 

 

 

ひと登りして、いつもの切り株に腰掛けて休憩。

温度はマイナス5度だが、風がそんなでもないので 少しも寒くない。

 

パノラマ岩から人造の大菩薩湖が見える。

昔の山ガールにもらった地図には載ってなかった湖だ。

 

このルート一番のお気に入り、 シラビソの縞枯れの中をザクザク。

先週降った雪は、頂上で40Cm積もったって あとで聞いたが、 1週間たって締まってきている。

 

雲ひとつない富士山、この山でここまですっきりした富士を見るのは初めてかもしれない。

 

 

しかし雪の中を歩くのは楽しい。子供の頃の記憶がよみがえるんだろうか。

 

富士山が見えたら、とりあえず撮っておけ。いつ見えなくなるかわからんぞ って言われてるが 今日はそのシンパイはなさそうだな。

 

 

 

最近散歩をするようになって、足腰も少しは強化された?

ウシオクから少し足を伸ばして小金沢山までピストンする予定で、あわよくば小金沢で砂金でも見つけられれば・・・なんたって小金沢だからな。

 

 

 

 

 

着いた!けど 休むと 先に行く精神が萎えると そのまま左折。

 

前に一度、大菩薩まで行ったときに通った道、穏やかな笹原が広がってたところは雪に覆われ

これはこれでいいじゃない。

 

あの頃は、碁のKさんもまだ生きてた。大菩薩からの下りで山の中に違和感のある着信音が響いて「やっとつながった」

それでなんの用かと思えば、ダービーの穴馬を見っけたんで教えてやる?

その通りに買ったけど来なかったな。

 

木の間に見えるのは南アルプス。

 

下って登ってを何度か繰り返し、考えてみりゃオレも山登りを始めて5年、その分 歳とって疲れるワケだよな。

 

 

2014年にフィーバーした小金沢山は、一応2000m峰。

 

腹減った。メシにするか。

 

これは英語で何って言う?

「バナ~ナ」

正解!

 

 

じゃ、これは?

「タメェ~ゴ」

ヨシヨシ。

2歳のマゴと遊んでる。

 

 

小金沢山の頂上からも富士山が見渡せたが、肝心の砂金のある沢は アブナそうなので 今日は止めとくか。

 

 

さあ帰ろう!

 

こちら側はタマ方面か?

 

最初にラッセルした人はタイヘンだったろうなと思いながら、

 

ウサギも ズボズボ あわてたろう。

 

 

ちょっと道を外れて踏み込んでみると、ズボッ ヒザ下までもぐる。

 

これはサクラの皮?茶筒に巻くといいかもな。

 

 

今日出会ったのは単独の人が3,4人 夫婦連れが6、7組 男同士、女性同士もいて、賑わってるこの山がちょっとフシギな感じ。

 

 

ふもと近くまで降りてくると雪も融けて、今日は良いタイミングだった。降ってすぐじゃクルマで来れない、もう1週間もすりゃ雪がなくなる。

 

青空に、ヤドリギだらけの木を眺め

 

カラマツ林を抜けて

 

ペンションの奥さんにクルマを停めさせてもらった礼を言い、お目当ての山ぶどうジュースでノドを潤せば、売り物のすずらん畑の花豆のビン詰めを頂戴し、「そろそろおいでになると思ってた」と言われちゃ また来なくちゃ・・・

 

帰りの途中の天目山温泉で疲れを落とし、

 

 

 

今日の歩数は?と見ると結構いってるけど、

なんたって平地を歩くのと違って山道だかんな。

 

 

 

 

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