イヌの散歩につきあって城ヶ島。
展望台下の崖を降りて、
そこ、飛び越えて来いよ!
滑るぞ、気をつけろよ、落ちるなよ。
寒いと思って着込んでいったダウンは腰に巻き、
若いイヌは疲れ知らずに飛び回る。
海辺の岩場を歩き、突端をぐるりと1周。
通り矢の海は色が濃いな~。
白秋の「城ヶ島の雨」の2番にでてくる通り矢のはなは、三崎と城ヶ島のあいだの海。
流れがはやいことから、通り矢という地名になったとも・・・
前は、このあたりに灯台がなかったか?
台風で流されたのかな?
灯台があったあたりまで遊歩道ができていて、先端まで歩いていったはいいが、
帰り道は波に洗われ、
ヤバッ、波が来ないのを見計らって 早く戻ろうぜ。潮が満ちてきてるぞ!
滑るなよ! 今だ!
渡り終えたら、ザブッ~~ン。
イソギクがあちこちに咲き、
遠くから見えてた このシャレた三角帽子は灯台か。
安房埼灯台は、新しく建て替えたんだな。
その先に、宮柊二の石碑。
こりゃ、本家本元も拝みに行かなければ・・・
城ヶ島大橋の下に、白秋の歌碑
♪ 雨はふるふる 城ヶ島の磯に
利休鼠の 雨がふる
うしろからのぞくと雪のない富士山が見え、ハラ減ったな。
前に訪れたことのある イヌも入れるドン突きの食堂で
サザエ丼とカニの味噌汁、ナニはマグロ丼。
イヌがまだ歩き足りないというので、小網代の森に行くか。
何時も油を流したように穏やかな油壺湾の対岸を歩き、
なんだこれ?という魚の群れを見ながら 一山越えて小網代湾の入り口まできたら
オイッ、かんべんしろよ!
まあ、文句を言ってもしょうがない。
奇跡的に手付かずの森が残ってるここには、商売ッ気はまったくないから全面緊急事態宣言を受けて閉鎖してもまったく問題ナシなんだろ。
ちょっとのぞいて、撤退。
森の入り口のところの三浦七福神の一つ、白髭神社にお参りして・・・
アッ、御朱印帳 忘れた。