”明日鬼退治に行ってくる”とマゴに言うと、

「エッ、オニはニチリントウで首を切らないと死なないんだよ。ニチリントウ貸してあげようか」

なんじゃそれ?

キメツに夢中のマゴ二人がそれぞれ愛用の刀を持ってきてくれて記念撮影。

もっと入れ込んでるのがムスメで、5回も映画を見たといって アホか?

サービスエリア、寄るんでしょ?またキメツのキーホルダー買ってきてよ。

このまえマゴに買ってきたのをうらやましがってるのか?

マゴ二人分と合わせて3個のナントカという名前を言われたが 覚えれっこないだろ!

「メモ書こうか?」

いらんわ

 

 

 

まだ暗い西湖根場浜の駐車場にクルマを停め、一発富士山を撮ったら モニターに電池の容量が不足してます表示、ふざけんなよ。確認を怠ったツケ、それにこの寒さでイッキにダウンしたのか?クルマの外気温計はマイナス2度だった。リュックを開き予備の電池をさがしたが、こういう時に限って入ってない。まあスマホもあるし、電池をとりはずしてポケットで暖め復活させるというアナログ的奥の手もある。

と言うことで、本日の写真はほとんどがスマホで、時々は復活した一眼。あまり変わらないとか言ってくれるな。

 

 

巨大な砂防ダムの上に雪頭ヶ岳。鬼ヶ岳はその奥で見えない。

 

 

もうテキさんも冬眠に入ってるだろ。

 

 

十二月の初めに、やはりまだ薄暗い中を出発してヘッドランプをつけようとしても点かない。

電池切れ早ぇなと、昨日電気屋さんで丸い電池を仕入れて入れ替え SWを押すと4段階の切り替わりになっていて、サイゴは点滅じゃないか。

そんなの全く知らなかった。多分点滅の消えてる時のを、切ったと早合点してリュックにしまい込んじゃったんだろ。

早合点は500円のソンだ。

 

歩き出して15分くらいで、ヘッドランプを念入りに切ってリュックにしまい、明るくなって来た東のあれは越前岳?

 

カラマツ林にも陽が差してきて、

 

雲ひとつない富士山も見えるが、去年のやはり12月にここを登った時は雪があり、今日も秘かに期待しチェーンスパイクまで持ってきたのに、無用の長物になりそう。

 

 

シモバシラの華。

陽が差してきて 風前のともし火?

 

あれが鬼ヶ岳か?

ツノみたいなのが見える。

 

たしか去年見た、マツダランプのホーローびきの看板を見ないな~と思ってるうちに雪頭ヶ岳到着。

6時半に出て9時。それでも2時間半かかってる。

真下に西湖。

 

 

向こうは河口湖。

 

 

右の尖ってるのが三つ峠?とすると真ん中が先月登った御坂黒岳で左が節刀ヶ岳か?

鮭のオニギリとバナナ1本食べて鬼退治に出発。

ここからは30分もかからないはず。

 

 

途中の岩の上からは、甲府盆地と覆いかぶさるような南アルプスの連なりが見渡せて、

 

アルミの階段を登った先に

 

 

オニのツノが生えた鬼ヶ岳山頂 1738m。

 

ニチリントウで一刀両断!

 

 

しかし今日は疲れが激しく鍵掛峠まで廻る元気がない、来た道を降りようか・・・

 

また雪頭ヶ岳に寄り、ひとしきり登って来る人達とあいさつを交わしながら なんで急に人が増えたのかとおもいを巡らせば、そうか電車やバスで来た人達?

 

 

下で待っててもらい、坂道を下りれば

「急ですからゆっくり」

ハイ、ありがとう と 降りて返事を返せば

「お気をつけて・・・」

 

どうみても年寄りをいたわってる挨拶にしか聞こえないけど、実際そうだからシャンメ~。

 

風はなく、一日良い天気。

虫も鳥の声も、花の姿もなく静寂のなかで聞こえるのはいつもながら耳鳴りの音のみ。

案外急だった下りで滑って尻餅2回、危うかったのは多数。

 

 

6時半にスタートして、ふもと着12時。

こういう時期で温泉はパスしても、おみやげを買うために談合坂サービスエリアには寄らなければ。

 

なんかよくわからんけど、テキトーに買ったら二つは合ってた。

 

 

腹へって、ついでに醤油ラーメン食って 正月休みの一日目は終了。

明日からは家のことにもセイ出さなきゃな。

 

 

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