徹子の部屋では 今年亡くなった人の”追悼特集”が始まり、コロナ禍の中をマスクをした年末のあいさつ廻りがやってくる。
電子部品屋はいつものマスターズのカレンダーを持ってきて 拡げると、 今年は秋開催だったためか写真が間に合わなかったんだろ、古い写真の繋ぎ合わせ。
BIG3! といっても一人はとっくに鬼籍入り。
セベ、若いな~。
次に来たのが、宝クジ売り。
”年末ジャンボ、買わなきゃ当たんねぇけど、買ってもゼッタイ当たらねぇからな。
大体、1等が当たる確率はどんくらいあるんだよ”
「米俵1俵の中のコメ一粒くらいですか?」
”そんなことないよ、それよりゼッタイ確率低いよ”
ゼッタイを連発して 銀行員を挑発すれば 計算機を取り出して
「1ユニットが2000万枚で、それが22ユニット発売されますから 4億4千万枚・・・」
”ちょっとそこで止めて、写真撮るから”
「それから1枚300円だから、300掛けて・・・」
”そんなに計算機のケタ数あるのか?それよりなんでそんなめんどくさいコトしてんの? 1ユニットに一枚1等が出るんだろ?じゃ2000万分の1やろが!” ダイジョブか?
10枚買ったら確率が200万分の1、100枚買ったら20万分の1か。
「千枚なら2万分の1です。当たりそうじゃないですか?買ってくれます?」
買うか!
こういう性分だから、ヤツが帰ったあと米俵1俵に何ツブコメが入ってるか調べたよ。
1俵=60kg
米一粒がだいたい 20mgらしいから 60kg=60,000g=60,000,000mgなので、 60,000,000÷20=3,000,000粒 つまり約300万粒。
ということは、年末ジャンボ10枚買えば、1等に当たる確率は米俵の中の1ツブのコメを探すよりいいということだ。
どっちにしろ当たんねぇ といいながら買ったけどな。