先週曇り予報の中を、もしかしたら富士山が見えるんじゃないか?チラッとでも見えりゃ満足と出かけたパノラマ台と三方分山は、あえなく敗退。
今週も同じく曇り予報、フテ寝して日本オープンTV見物しようと思ってたが、山梨では晴れ間もあるという予報もあって、昼までに帰ってくりゃゴルフも見れるだろ。
ヨコハマから2時間かからずに来れる大峠、先月も来たが、途中で窓の上に星が見えて、これはもしかすると・・・という期待通りに 今日は暗い中にうっすら富士山の姿が見えるやないか。やった、来て大正解や!
登り始めると、森の中からピューイという鹿の鳴き声がして
「奥山に 紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき」
百人一首にあったよな。ダレが詠んだか知らないけど・・・
マズっ! もう陽があがってきた。
早く登らないと、朝日に照らされた富士山に間に合わない。
はあはあぜいぜい、気は急くのに いつもながら足は思い通りに動かない。
早く行かないと、魔法がとける~。
フ~、ギリ間に合ったか・・・
この雪は昨晩降ったもの?
雲も良い感じに流れ、
来た甲斐があったな~。
ちょっとした笠雲も見ることができて、さあ帰ってゴルフ見よう。
まだ8時、十分間に合う。
焦って登った時とは違い、ひんやりした空気を楽しみながら下っていたら、
赤ちゃんを背負ったカップルに出会い、ちょっと撮らしてよとカシャ。
予報もいいかげんだな。今日もいい天気になりそうやないか。
あれは財布を拾った黒岳か?
ナメコ?大発生。
1900mの上のほうは もう紅葉が終わっていて、今日は もういいかと頂上を踏まずに下り・・・
初めてこの山に登った時、頂上で逢った地元の青年が、このあたりでクマの爪あとを見たと言ってたところを早足で過ぎて、
濡れた落ち葉が滑る木の橋を通過、
紅葉も見たし、富士山も見れて今日は十分だ。
冷たい銘水でノドを潤し、顔を洗って、
サイゴの野葡萄?のゲートをくぐれば
戻ってきた大峠駐車場からは、笠を乗せた富士山がくっきり。
晴れると読んだかクルマもたくさん増え、これから登る支度をしてるグループもあって ここからはアチコチの山に登ることができる。
濡れ落ち葉の山道を走って、かなり汚れてるな。
すっ飛んで帰りながらヨゴレを落とすか・・・
中央道から圏央道を気持ちよく走っていたら バックミラーに・・・
アレはもしかしてパート3か?
「なにをそんなにお急ぎですか?」
早く帰らないと、日本オープン見逃がしちゃう・・・
直線なら見逃さなかったものを、大きなカーブでフクメンに急襲されて テキもさるものひっかくもの。
サイレンの 音聞くときぞ 秋は悲しき・・・
和歌の作者を調べたら 猿丸太夫だって?