ガマンウイークは早くも半分過ぎて、なにもしなくても時は過ぎてゆくんだな。
ワンダーコアは寄りかかりイスに化け、やっと「裏山の博物誌」を読み終えた。
著者の三宅修はあとがきで、裏山に自然破壊になりかねない長い人工の階段が作られるのに反対の意見書を送り、「一定間隔の石段を単調に上下するより、木の根が露出し岩角が突き出し、滑りやすい急斜面を草木を踏まぬように注意しながら、一歩一歩の安全を瞬時に判断しながら歩く従来の登山道を利用したほうが、人間の五感を研ぎ澄ますのに遥かに有効であり、自然に溶け込むことで現代人が失っている第六感さえも復活させる効果があると」いう体験からくる主張を述べたというが、まったくオレが山登りで感じてることを言ってくれて、我が意を得たりとはこのことなり。
足の踏み出す先をとっさに判断するとか、第六感の復活とか 山に登るというのは自然を愛でるばかりじゃなくて・・・まあなんでもいいから 早いとこまた山に登れる日が来んことを願うばかりだな。
「この黒いのなに?」とマゴが騒ぎ ホラ、このまえ味噌汁にいれそこなったヤツだよ。
カラスノエンドウの名前の通りに もう黒くなって、サヤを割ってみな、中にタネが入ってるから。
オイッ、そのへんにバラまくんんじゃねェ。来年、カラスだらけになっちゃうぞ。
持て余した時間で、庭の一角を掘り起こし 茄子にししとうにピーマンやらを植えて
できたらピーマン、山ほど食わせてやるからな。
「どうして、そういうキライなの植えるの?ワザとでしょ!」