このまえの尾瀬行き、楽しいことばかりだった中で
イッコだけちょっとハラにすえかねたことがあったけど、
まあ、そこはホトケといわれるオレのこと、ぐっと抑えて・・・
途中から雨が降り出し、支給された弁当をどこで食うかな~と思いながら
木道脇のベンチで、傘を広げながら弁当休憩してる猛者?のオバさん達を横目に
山の鼻の休憩所まで戻ってきたら、建物の中は食べ物持込禁止の張り紙がしてあり、
まあそうだろうな、テキも商売だしな~と 外のテントに覆われてるベンチに廻ったが満杯。
時計を見るとバスの出発時間まで、あと1時間半、
行程表には、ここから1時間半と書いてある。
ヤバイな、バスまで戻ってから食べるかなどと考え始めたが、
3人づつの両側6人掛けの大きなベンチが3ッツ、おっ、はしっこのがそろそろ空きそう?
食べ終わったジ~さんバ~さん達が、カッパを着たり身支度を整えたりで
チョッピリいらいらしながら5分ほど待って、お待たせしました?(ホントだよ ココロの声)
片側三人掛けの一番奥に座り、ヨコにリュックを置いて、さあ食べるかと弁当を広げ
ゆで卵やカラ揚げやら、なかなかおいしそうと夢中でかぶりついてたら
「ベンチは座るとこです。リュックを置くところじゃありません!リュックは足元に置いてください」
顔を上げると、7,8人のズブ濡れの団体さんがいて、案内人らしき70過ぎのオバサンが
にらんでる。
とっさに「あ~、すみません」と言ってリュックを下に置きなおし「どうぞ、どうぞ」
頭を下げながら団体のジジババがヨコに座り、オレも詰めて3人がけに4人!
それにしたってよ、ベンチは座るところですって言い方はねェだろ~。
そんなこたァ、言われなくたって百も承知でィ。
オレだって、だれか来りゃすぐにリュックを置きなおすぐらいのつもりでいたさ。
いきなり、リュックを置くところじゃありません?そんなこたァ マゴだって知ってるよ!
ヨコでみんなが弁当を広げ始めたら、その案内人のオバンが
「ちょっと予定より遅れてます。この先に行くのをやめて どこどこに変更します」とか言って、
まあ、この雨じゃ遅れるわな。オバンも相当テンパってるなと思ャ
向かいに座ったじーさんが小声で 「一々説明が長すぎるんだよ」 ヨコから「そうよね」
ハハハちょっと溜飲が下がり、弁当を三分の一残し早めに席を立って 場所を譲った。
このゴミは家まで持ち帰りか~と、リュックに詰めたが ホテルまでバスで戻ったら
従業員が大きなポリ袋を持って待っていて、ゴミを回収してくれちょっと機嫌も直ったな。単純?
二十四節季 芒種の末侯 梅子黄~うめのみきばむ~
梅雨は梅の実が熟す頃の雨。
まあ、いろいろ文句を言ってても季節はちゃんと巡って、人は歳をとるというこっちゃな。
実が黄色くなって落ちだしたので、マゴを狩り出して一緒にウメの実の収穫。
獲るのはラクだけど、アトがタイヘンなのよね~。
どこかでも文句言ってる。