
朝の異様な暖かさに、マフラーをせずに家を出て
昼間はヤボ用で外に出れば、そよ風?が頬をなで 春か!と突っ込んでも
マア、今日は立春だから 春でいいのか。
昨晩はマゴたちを呼んで豆まき、
おまえ、いくつ?
3才・・・
まだ3歳? じゃ はいマメみっつ。
オマエは? 7歳。 はい一個2個3個・・・ 7個。
ジジは71だから 一つ二つ三つよっつ、いつつむっつ・・・
ずるい~~~。
自分達の歳の数だけのマメを、小さな手に握ったまま合唱されて、
ずるいったってしょうがないだろ。お前たちも早く大きくなれよ!
そのあとは、みんなでマメのぶつけ合い。
鬼は~~~外!
3歳のおでこにぶつけて泣かれ、「しょうがないじーさんね。」
暖かさの残る夕、帰宅してもしやと思い 庭の片隅をのぞけば期待通りにヒノキの落ち葉のあいだから
福寿草が小さなキイロの芽を覗かせて 春だ。
