イメージ 1

富士山が見え、雪山気分も味わえるお手軽なところ、

天気予報も、これ以上ナイというほど恵まれて 去年の今頃も行った越前岳だな。



去年は降り口を間違え、とんでもないところに下りてしまい、

クルマを停めてあるところまで7~8km?

富士山の周遊道路で 手を挙げヒッチハイクを試みるも、みんな薄情なやつらばっか、

止まってくれる車なんかありゃしない。



こんなところで待ってたら日が暮れちゃうと、クルマがビュンビュン行く道路の脇をトボトボ、

ホ~ホ~のテイで駐車場まで帰り着いた。


イメージ 2


あの分岐さへ間違わなければ一本道、というか あんなところを間違えるやつはそうそういないだろ。

ヘンな自信を持ちながら、暗いうちに家を出れば 海老名の手前で

アッ!



右上から左下に かなりハッキリ星が流れ、ふたご坐流星群?



イメージ 3

ドライブレコーダーに映ってるかな?

しかし願い事をするの、忘れたな。富士山がよく見えますようにって願ャ良かったか。ヨクなさ過ぎ?

有馬記念当たりますようにのほうが良かったか。もっとヨクかいて年末ジャンボ10億円!

どっちにしろ手遅れだけどな。


イメージ 4

駐車場から振り返ってみたときは、てっぺんが隠れていて、なんだよ天気予報も相変わらずいい加減だな。

重い望遠レンズに、ラーメン一式まで背負ってるのに大ガッカリだなと、嘆いてたら



イメージ 5

ベンチが置いてある、最初の休憩所まで来て振り返れば 頂上が雲のスキマから覗いてる。

それも、丁度朝日が当たってモルゲンロートやないか。


イメージ 6

ヤッパリ、日ごろのココロガケというのは大事だな。

しかしいつまでもながめてたんじゃ、終わらない。行くかと、腰を上げて

振り返り、振り返り・・・


イメージ 18

あっ、そうだと、念のため グーグルレンズを向けると 壁紙ィ?

アホか、ホンモノだぞ!



イメージ 7

途中で振り返って撮ったこれがサイゴの雄姿。

以降は、ずっと雲の中・・・



イメージ 8

去年はココまで来て、え~あと50分もあるのかとガックリしたが

一度経験してるというのは強い。あと50分か てなもん。



イメージ 12

細かい粗目模様の雪がそのままの形で残り、

気温は相当低そうだが、こっちはうっすら汗をかくくらい。



イメージ 13

両脇シモバシラの道、多分今日はまだダレも踏んでないところを一番乗り。


イメージ 20

ここだよ。この道を右上から降りてきて左の勢子辻のほうに曲がってしまったんだ。

上から来ると、矢印がそっち行けってなってるもんな。


イメージ 14

ここをダ~~っと下って行ったんだ。方向音痴もいいとこだな。

よ~く見れば目の前に駿河湾が拡がってるじゃないか。急な坂道にばっかり気をとられていた。

そそっかしさと早合点も、死ぬまで直らねェ。


イメージ 15

途中で写真撮ったりしてたから2時間のコースを3時間がかり。

すぐに女性が一人上がってきて、オレより40分もあとに駐車場をスタートしたって・・・

頂上から見えるはずの富士山も、越前も?すっかり雲の中。


イメージ 11

去年は風が強く、霧氷がヒラヒラ舞ってたが、今年は風がない分 寒さも幾分控え目。

逆に、去年の富士は黒かったが、今年はちゃんとしたお姿。

ここから20分も行けば、富士見台という絶景ポイントがあると43cmに勧められ

富士山が見えないのに行ってもしょうがないかと、一瞬ためらったが

一応そこでラーメンタイムと決めてきていたし、足もまだ余してたので 行くか!




イメージ 16

コッチの方が、えらく乱れてるな。

随分歩いたと思うが、ゼンゼン気配がなく 道、まちがえてないだろうなと思い出した頃

向こうから登山者がきて、「岡田紅陽のスポットはまだか?」と聞けば、すぐそこです。



しかし、山で「すぐそこと」いうのは1分じゃなく10分。

「もうちょっと」と言うのは 10分じゃなく30分のことだと肝に銘ずるべきだな。




イメージ 10

着いた~。

もしかして という期待もハズれ、向こうにデ~~ンと鎮座してるはずの富士山は雲の中。



イメージ 9

しかし、最近はちゃんとおなかがすくようになった。

今までは 疲れ果てて胃が水分しか受け付けない状態だったからな。


イメージ 17

ラーメンの水の分量も慣れというのは大したもんで、野菜分を差し引き ふきこぼれることもなく

寒い中で食べる、モチ入りのゴルフコンペの参加賞のラーメンはことさらにうまい。



一旦越前岳まで戻れば、頂上のベンチは大賑わい。

雪に覆われてるイスには座らず、立ってお湯を沸かしたり調理したり食べたり・・・

ココまできて富士山が見えないんじゃ何しにきたのかとブ~ブ~言いながらみんな楽しそう。



例の曲がり角を慎重にやりすごして行けば、下からぞくぞくと上がってくる人達、

30人以上とスレ違ったかも・・・みんなハレの予報に期待して来てるのに。


かなりバテ気味のオジさんに、「あとどれくらいですかね~」 と聞かれ

「30分ぐらいですよ」と気楽に答えたが、

あとで考えたら登りだろ?あそこから30分じゃ行かないな。まあ山の時間は、そういうもんだと・・・


イメージ 19


結局行き帰り6時間ちかくかかり駐車場まで下りてきたら 臼のような樽のなかに露天風呂の割引券。

モチロン 一番風呂に入って帰ってきたさ。