
勝谷誠彦が死んだんだってね~。
まだ57歳!
肝臓を壊すほど、「飲まなきゃやってらんねえよ」と言ってたかどうかは知らないが
歯に衣着せぬ物言い、舌鋒鋭く相手に迫る 怒れるおっさんが大スキだった。
言いたいこと言って、飲みたいだけ飲んで死にゃ、それも本望か?
しかし、いかにも若いよな~。
オレより若い奴が死んでゆくのは、悲しいもんだ。
今朝の朝日の社会面、先日亡くなった樹木希林は
生前 親しくしていた京都の友との語らいの中で
「裏を見せ 表を見せて 散るもみぢ」 という良寛の句に触れ
「裏から始まるところがスゴイ。
歳や経験を重ねても人間は表裏を持ち続けているという 本質を見抜いた人の句、こうありたい」
と語っていたという。
続けて良寛のもう一句、
「散る桜 残る桜も 散る桜」
これにも彼女は、死はダレにも等しく訪れるのに 人間はそれに一喜一憂する。
終わりが決まらないのに、 そこに至る生き方が定まるわけがない。
そこへいくってェと自分はガンで 残り時間が読めるのはシアワセ? だとも・・・
とにかく、彼女も見事な散り方だった。
おいっ いつまで貝、磨いてんだ?
早くしねェと、もみぢも桜も散っちゃうぞ。