
夏休みの楽しみにしていた釣行。
夜明け前に起きて、子供の運転で沼津港まですっ飛び
今日はいつものダンゴ釣りじゃなく、堤防のフチを探ってゆくヘチ釣り。

一箇所にとどまることなく、歩いて探る体力勝負。
ということは、もうその時点で勝負あり?
まだ山の疲れが残っている。

うまい具合に特等えさの磯ガニが入荷しており、4パックを買い占めて
堤防の内側をづ~っと探ってゆくが、まったく音沙汰ナシ。
たまにカニの足をかじられるが、これは黒鯛じゃないだろ。

もう意気地がなくなり、なんでも釣れりゃいいやとえさをイソメに交換。
途端にあたりが出て、石鯛の子のサンバソウがこんな大きな針にかかった。

能や浄瑠璃で演じられる三番叟(さんばそう)の烏帽子の縞柄に似てるから、さんばそうって言うんだぜ。
なんでも 釣れないより釣れたほうがいいやと思ったが、続けて三匹も釣りゃ、もうあきて

ぶらぶら先端の灯台まで歩き 海を眺めてたら眠くなり、大の字になってバタン。
海を吹き渡ってくる風が気持ちよく、30分ほど熟睡して 子供の様子をみたが釣れてない。
場所替えよう。
その前にハラ、減ったぞ。
「コンビニがあるじゃん」
コンビニのおにぎりは、山でも食べたしもうあきた。ちゃんとイスのあるとこで食べようぜ
「まだ8時だよ、こんな早くからやってるとこあるか?」

だけど、さすが港の周辺、ちゃんと開いてるところがあり、
朝から刺身定食。

そこから30分ほど伊豆半島方面に遡って静浦漁港。

長大な堤防にはカゴ釣りの釣り人がズラリ。
オレ達は、ウシロの堤防で釣り歩き。

カニ、食わないな~。
イソメにすりゃ、すぐにあたって

激しいあたりは、石垣鯛の子供。
小さいほどアタリがくっきり出る。

子供はアキラメてクルマに戻りネンネ。

オレも もう一ふんばりしたが アカン、帰るか。

クルマが混まないうちにと、昼前に離れた沼津はまだ夏の雲。

東名に入ると、夏と秋の雲が入り乱れ、

スイスイの御殿場を抜け

大井松田あたりじゃ、すっかり秋の雲?