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                                               ↑ひょうたんの蔓とスーパーマーズ
昨晩帰宅するとマゴたちが来ていて

いいな~おまえたち、ずっと夏休みだろ?とうらやましがったら 



「そうだよ、明日デジニーランド行くんだ」

ディズニーランド!


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                                                           ↑レンゲショウマ
「ジジは夏休みないの?」と聞くから あるよ~と答えれば 「どこ行くの?」

富士山!




常づね、富士山は遠くから眺める山で 今はまだ登る山じゃない、と言ってたのを知ってるナニが

「富士山登るの?宗旨替えしたの?」

チガウヨ、これには深~~いワケがあるんじゃ。


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先輩のデビッドさんは、山登りの大先輩で、オレより一回り上の猪、ということは82歳。

北アルプスに行ったことがないから 今年の夏は、どこか北のいいところに連れって とお願いし

年寄り同士、ゆっくり2泊くらいの予定で常念岳に登ろうと画策。



とりあえず、デビッドさんは毎年登ってる富士山をやっつけてから ということで

いつものように、富士山頂の消印のある暑中見舞いのハガキが届くのを 今か今かと待ち構えてたのだが・・・



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                                                          ↑ひょうたんの花

デビッドさんから電話がかかってきて 「どうしたの富士山・・・」と聞けば

行ったことは行った?

8合目付近の岩を登っていて片足立ちになり、前に行くべきところをふら~と後ろに倒れ

溶岩で額や頭部を打って出血、たまたま後ろにいた学生を引き連れた先生に応急の止血処置をしてもらい

9合目の救護所から駆けつけてくれた救護の人に付き添われて5合目まで下り、待ち構えてた救急車で

富士宮の病院に直行、二十数針縫ったと・・・




去年は、テニスクラブの後輩二人を引き連れて登り、オレが一番元気だったと言ってたが今年は単独登山?

救護班に付き添われて下山したときは、普通の登山客が立ち入り禁止の荷揚げ用の特別な道を通った?

それはいいけど、そんな高いところで出血したんじゃ、ヘタしたら危なかったんじゃないの?



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まあ、常念のことは気にしないでゆっくり療養して、また来年行きましょう と言えば

まだ今年、富士山に登る気マンマン?



そうだよな、デビッドさんにとっちゃァ 富士登山はライフワークみたいなもん、

確か今年で、20年連続山頂を極めたということになるんじゃなかったか?

まだそんなファイティングスピリットが残ってるんじゃ、と

思わず 「じゃオレも、お供してついてきますよ」




ナニにそういう いきさつを話せば、

「だれか後ろの人に、ハガキをポストにいれてもらうように頼めばよかったのにね。」

トンチンカンなこと言うんじゃない!

多分 文面は、20年連続登頂って印刷してあるんだろうから、それはどう考えたってメンツが許さんだろ。

デビッドさんは、入院騒ぎで体力が落ちてると言って、ムリはして欲しくないけど、さてどうなることやら。