
愛鷹連峰の最高峰を越前岳といい、通称を愛鷹山?
狭義には、もっと南方にある1187.5mの愛鷹山峰を指すとウイキペディアに載ってる。
今日、オレが迷って歩いたのはどこだろ?とグーグルアースを眺めてたら、
オレが通ったところにも南にあるのとは違う愛鷹山と記されたところがあって、他の地図を見ると ∴ マーク!
これ、昔習った地図記号で言えば、名所、旧跡、天然記念物があるとこ?
なにも看板とかなかったと思うけど、確かあの辺りで撮った写真があるはずと・・・

Pの駐車場にクルマをおき、越前岳の頂上に立ち、
そのまま来た道を帰ってるつもりが、

直下の1の地点で十里木高原に戻らねばいけないところを
なにをトチ狂ったか勢子辻のほうに降りてしまい、

駿河湾が、こんなに近くに見えたっけ?

富士山の位置も、なんか違う。
やっと道を間違えたと、確信して どこだ?あの分岐のところか・・・
まあここまで来ちゃったんじゃしょうがねぇやと、そのまま下って

開き直ってからは、立ち直りが早い。
岩がゴロゴロして、目の前が開けたところで水飲み休憩したが、
まさにここが2地点の愛鷹山?だと思うんだが・・・
何の変哲もないようなところだったけど、どうしてここが名所旧跡マークなんだろ?
看板もなにもなく、そのままとっと降りて1時間くらい?

やっと3地点の林道に出たのに、その林道を横切るように勢子辻の道しるべ・・・
もう山の中はちょっとイヤ、林道を右に歩いたほうが近いんじゃないかと歩けば

富士山に笠雲が見えて、あっちの森の中にもぐってたら見れなかったな。
もっとも、道まちがえなければ見放題だったか。

しかし、林道を歩いてたって、クルマも通らねぇ。
県道に出て、ヒッチハイクしたほうが早いんじゃないかと思いなおし
4地点で ココ行ったらショートカットできるだろうと、道らしきところに踏み込んだが・・・

道じゃね~な、これ
川だろ!

倒木がゴロゴロ、下をくぐったり 脇を回り道をしたり

ちょっとカンベンしてよ、とスマホを見れば
県道に近づいているのは確かだ、が

いいかげんココロがおれそうになったところで、川を横切って踏みアトのある小道を発見。
ヒヨッてその道を辿れば、また元の林道の延長みたいなところに出て、
そうして頂上から延々3時間、やっと舗装してある県道が見えた。
ここが勢子辻か。
昔、源頼朝が富士の巻き狩りのさいに大勢の勢子(獲物追い出し係り)を
この辺りに集めたことに由来する地名とか。今、調べたんだが・・・
しかし、どうせここに出るのなら勢子辻の道しるべ通りに来ればよかったんだ。

グルグル回り道して右の砂利道を上から延々と歩いてきて、終点に神社。
お礼のお賽銭をあげようと思っても賽銭箱ナシ。神社の名前のようなものもナシ。
お参りだけして、早速県道脇でヒッチハイクをしたが、オールダフり。

舗装道路をトボトボ歩き出して、6地点で駐車場上の鉄塔が見えたときはうれしかったな。
今になって思や、あのまま林道を駐車場のほうに向かって歩けばよかったんが
なにしろあの時は、歩き通すなんてまったく考えず
早く県道に出てヒッチハイクすることしかアタマになかったからな。
あんなにヒッチハイクが難しいとは・・・判断ミスもいいとこや。
ラクなほうにラクなほうにと方向音痴は一生直らない。
それにしても、2の愛鷹山は なんなんだろ?