
新幹線で遠くまで年末のアイサツに行って御用納め。
帰宅すると「喪中ハガキ、机の上に置いてあるでしょ」
ダレから?と見ると眞鍋だ。オヤジでも死んだかな?
眞鍋リョウゾーは、京都の学生時代のポン友。
下宿は違ってたが、しょっちゅう卓を囲んだ仲だ。
大阪の紙屋に就職したと聞いてたが、
銀座の場外馬券売り場でバッタリ再会、
東京の支店に配属されてて、それからは
年に数回会って遊んだり、うちに泊まりにきたこともあった。
20年くらい前に仙台支店に移り、
結婚して家も建て、そこが終の棲みかァと話していたが
いつかの賀状にはもう定年だと書いてあった。
ウンっ? 眞鍋でも下の名前が違うぞ、住所も茨城だし・・・
ひっくり返すと、宛名は確かにオレだが見たこともない字。
もう一度文面に目を落とすと
”本年五月に父良三が永眠いたしたため・・・”
え~~~~~~っ
そういえばあの頃、どうしてるかなって電話したことあったぞ
つながらなくて切ったけど、虫の知らせだったかな。
年賀状出しました。
天国で読んでくれ。