大風が吹いて、黄砂が舞った日、
通行止めが解除されたアクアラインに続く高速の帰り道。
左によけた前のクルマが、しぶとくスピードを上げてるのを追い抜こうと
もう一段アクセルを踏み込んだ瞬間、激しく右にハンドルをとられ中央分離帯のほうにヨレた。
大あわてでハンドルを戻すと、今度は左のガードレールに向かってダアッ~~~~。
ヤバッ!
右に左に蛇行を繰り返し、横転しそうになるのを必死のブレーキとハンドル操作で
かろうじてしのぎ15秒?
やっと制御可能なスピードまで落ちて、左の路肩に停車。
外に出て見ると、左後輪がペシャンコ、ホイールはギザギザに傷つき
ものすごいゴムの焼け焦げた匂いが立ち込めてる。

あぶなかったな~
書くのも憚られるほどのスピードだったけど
後続のクルマがうまくよけてくれたし
なにより、コンピュータプログラムが良く働いて
直進性を保ちスピンから守ってくれたんだろう。
取りあえず、修理のクルマを頼み安堵のため息をついてると
道路公団のハイウエーパトロールカーが止まって
「どうしましたか?」
「パンクしちゃって・・・」
「三角の停車板ないんですか?出してないとキップ切られますよ」
今、そういう問題か!とも思ったが、
ないというとトンガリコーンの親玉みたいなのを貸してくれて
修理のクルマが来るからというと、
帰る時に脇に置いといてくれれば、あとで回収しますからと
こっちの危機一髪には関係なく、さっさと行ってしまった。
40分ぐらいして来てくれた修理のアンちゃんは、
珍しいパンクの姿ですね~と感心してたが、あとで調べたらL字型の金具が刺さっていて
黄砂はいろんなものを運んで来たな~。
ここんところ女風呂に突撃したり、高速でダッチロールしたり
オレもブログネタ作りに身体を張って、もうタイヘン。

庭の片隅に咲く”ゆすら梅”を見ながら、こころ落着かせてる今日この頃である。