というかおばちゃんがCDをくれた。
「やっとウチの子も目が出ました。」
「エッ、音楽やってた?」
「違いますよ。Tレコードの宣伝部にいるんですが、秋川雅史の・・・」
「おお、千の風に乗って!」
「千の風になって・・・」
オレもどっちかっていうと早合点のセッカチな方だ。
メッカチでセッカチだとそのうち誰かの打ったボールに当たるな。
話がそれた。
”今までいろんな人の担当をやったらしいんです・・・
東北地方のおせんべいのCDも出したとか言ってましたが、なかなか・・・
それが紅白に出てから大変・・・
この前、大崎のゲートシティーで無料コンサートがあって、息子に内緒で行ったんですよ。
すごい人で、ず~と並んでて、そしたら「CDを買ってくださった方には秋川さんがサインをしてくださいます」っていうアナウンスが流れてきて、どっかで聞いたことのある声だな~って思ったら・・・。”
お母さん、うれしかったでしょうね。
クラシックでオリコン一位は初めてというこの歌はジワリとくる。
♪ 私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
訳詩 新井 満
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